ウサギ掲示板過去発言No.1500-200204-51
臼歯の不正咬合防止のために |
投稿日 2002年3月18日(月)20時35分 ぽんにゃ
投稿を閲覧していてちょっと気になったので口を 挟ませてください。 ウサギの場合、現在ではソフトタイプのペレットが 良いとされています。(むかしはハードタイプが良い とされていましたが...) しかも、お湯でふやかし軟らかくするとなおよいです。 その理由として、ウサギというのは草を食べるときに、 普段左右にアゴを動かしているんだけど、ペレットを 食べるときは普段と違って上下前後の動きが多いので 左右運動よりも多く臼歯に負荷がかかるというわけです。 また、ペレットには長い繊維質は含まれておらず、 咬む回数が減ってしまうので臼歯が磨り減らず過長 してしまいます。 なので、バニーベーシックTは繊維が多く含まれているので、崩れ やすいですが、できればお湯で湿らせて与えるとなお良いといえるでしょう。 切歯の伸びすぎに関しては、ロングタイプの乾草や 牧草を与え、噛み切る作業をすることで十分防止できます。 硬いペレットが良いのは、ネズミやリス科の動物で臼歯の 歯の根っこが閉じていてしっかり固定されている動物での ことです。 フードのパッケージにまだウサギには硬いものを!という 宣伝を掲げているものもありますので、惑わされないように 注意しましょう。 |
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