獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200311-18

もんぴーさま
投稿日 2003年11月9日(日)00時20分 MIKI

こんばんは。
私は現在、斜頚で自分では食事摂取不可能の子を見ています。
出来る事ならば、愛情ある方が引き取り、手をかけてあげるのが一番だと思います。
しかし、かなり大変でよ。
家の子は、今までトイレも猫と兼用だったので、本当に手がかかるようになりました。
様子は以下の通りです。参考になればいいのですが。

食事は2〜4時間おき、自分では首が曲がっているので上手く取れないよ様子。
抱きかかえ、曲がっている方を下にして、口に持っていくと、食べ始めます。
ただ、舌の回りと歯が上手に動かない様子。ペレットは食べれません。
お湯にふやかして、軟らかくなった物をカテーテルチップに入れて、口に流し込みます。
タンポポや人参などの、野菜は何とか食べてますが、上手に食べれないのは、
脳にも影響があるので神経伝達のにも影響が出ているとの事。
水分は、シリンジ(注射器)で、少しずつ流し込みます。
時々、お腹が‘キュウ、キュウ‘と鳴るほど飲みますが、あまり上手ではありません。
トイレは行けないので、オムツを敷いていますが、ウンチが柔らかいとその上に転がるので
朝になると、ウンチお化け(千と千尋・・のウンチお化け)のように頭についたり、
背中についたりと・・・。もちろん即、シャワーですが、朝の限られた時間は大変です。
パンツも履かせますが、長時間経つと何時の間にか脱いでる事があります。
家にいる時は、マットに乗せて一日数回、リハビリです。
平衡感覚が戻る事を期待して、曲がっている方と逆側が上になるように倒してみたりしてます。
眼の洗浄、点眼も欠かせません。
下になっている眼がぶつからないように、柔らかいマットを敷いたり、
汚れがついたら、微温湯で洗浄します。
水分や食事が少ないとウンチやおしっこの回数が減って、体が危険な状態になる事もあるそうです。

斜頚があっても、元気で食事を摂る事ができる子も多いそうです。

病気に関しては引き取る前に、他の子に影響しないかどうかを獣医さんに聞く事がいいと思います。
もんぴーさま、病気の子は本当に大変です。引き取るかはもんぴーさま次第だと思います。
世話ももちろんながら、その子を見ていると本当に涙すら出てきます。
でも、自分は世話以上の何もしてあげれない事が悔しくなる事も。
ただ、温かい愛情に包まれて過ごす事が出来れば、この上ない幸せな事は確かです。
餌を与える時に必要なカテチップ、手作りのパンツ(黒のセクシーなのでよければ)など、
余分にあります。
もしよければ、お譲りします。ご連絡ください。

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