我が家の先生は、やはり子宮系の病気になりやすいとの
認識をお持ちのようでしたが、やった方が良いとは積極的に
勧めている感じではありませんでした。
避妊したいのですがと言ったら「そうね、そういう病気に
なる事が多いから、心配事は減るわね」という感じです。
ホルモンのこともあるでしょう。ただ単に飼い主の選択に
対してメリットを述べただけのような気がします。

子宮系の病気に関しては、昔に比べると飼い方に変化が出て
長生きさんが増えた為だと思っています。
人間も高年齢になるほどかかりやすい病気があるのと同じに。
一昔前のように５年前後でお星様になる事を思えば、はるかに
長生きウサが増えたからこそ事例が増えたのだと思うのですが
その辺りは獣医さんにお伺いしないと分からないですね。
ですから「したほうが良い」から「しないほうが良い」まで
獣医さん自身が、経験や知識に基づいてそれぞれ判断が
違ってくるのじゃないかな？

もちろん麻酔による危険性もあるのですから、比較的凶暴に
なる事のない女の子に、手術は必須とはいえないと思います。
避妊手術をしなくとも病気にならない子もいれば、病気に
なって「やっておけば良かった」と思う場合もあるわけで
その辺りが飼い主の選択となるのだと思います。
私はもちろん長生きを目指しているわけで、保険に入る気持（？）
でリスク回避を選択したわけです。
長年連れ添った子が病気で苦しむ姿は見たくないって言う、正直
とっても自分のご都合主義的選択なんですけどね（- -;;

ですから避妊手術をするしないは、飼い主さんの考え方次第と
思っていますよ。
それに安くはないですし･･･思うにウサも昔のように
野菜クズで飼うご時世ではないですから、餌代やケージ、
最低限の健康診断等結構費用がかかりますよね。
その辺りも含め、飼い主さんの事情次第じゃないでしょうか。