＞佐久間さん
Ｓ先生の調査は、おそらく御自身の病院のデータだけでは偏りがあると考えて
おられるんじゃないかな？
そこで、ウサギと女性獣医師仲間の横浜のＳ先生経由で、私のところへも協力
依頼がありました。でも、この２人のＳ先生を前にして、ハイハイこのような
データがありますと即答できる方は、まあ、めったにいないのではないかな。
（私の個人的な見解ですが。）
だから、調査にもデータ数が集まりにくかったのではないかと。

もっとも、昨今は各地でエキゾチックペットの診療を手掛ける先生方が増えて
きており、Ｓ先生が腫瘍の統計で当てにしている先生も現れてきたりしていま
す。

で、セミナーにおけるＳ先生のお話の内容というのは、ちょうど私が話してい
る内容です。つまり、私の話していることは「受け売り」なんです。
そのセミナーは、ならちゃんは御存じなんですが、エキゾチックペット研究会
のセミナーなんです。こちらの研究会には、私も参加しているのですが、テー
マよって実に参加者の数が変動します。参加されている先生方も私から見ると
若い先生達が圧倒的です。
テーマによる興味のうつろいやすさも気にはなりますが、やはり、今からの人
達に委ねなくてはならない分野だと感じます。

＞アルさん
ウサギは、ひじょうに排他的な動物ですので、性的に成熟した個体であれば、
別の個体に対して攻撃的になります。（雄でも雌でも）
これが、同じ雄同士でも一緒に仲良くやっているというのは、まだ、成熟して
いないか、あるいは、力関係に歴然とした差が存在して上下関係が成立してし
まっている場合といえます。
片方がもう一方の皮毛を喰い切っているのであれば、ドクターストップを入れ
る必要があります。こうした例では、またいっしょにしても繰り返しになる可
能性が高いと思います。
そういうことですので、ウサギ自身は寂しいという感情はなく、やっとホッと
できたのではないでしょうか。