これはやはり体温計を直腸に差し込んで計ります。
獣医さんでやりますよね。
でも飼い主がそれをするのは危ないですね。
ですから普段から自分の手で、健康時の体温を覚えます。
どこで診るかというと、耳ですよ。
耳の根元をそっとにぎってください。毎日やっていると、手が
暖かさを覚えます。熱があると、暖かくではなく熱く感じます。
これはユキが発熱した時に覚えた事です。
耳全体が熱いと感じる時はかなり高熱ですが、耳全体はそうでもなくとも
根元を握るとジンワリ熱くなる時は、そこそこ熱があります。
ウサギですから、人のように氷枕もアイスノンもできませんね。
そういう時は耳を水でぬらしたタオルで拭いてあげてください。
病院ではエタノールを霧吹きでかけるようですが、濡れタオルで
拭いてあげるのでも役立ちます。しばしばこれをすれば、氷枕と
同じ効果をもたらします。
熱があるときは、当然食欲もありません。脱水と腸内うっ滞に
気をつけて、早めに受診するように。
また様子を見ましょうと言われても、発熱し食欲もないようなら
補液をしてもらうことも忘れずに。脱水症状は益々熱を上げますから。

ちょっとした事ですから、覚えておいてくださいね。