獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200505-61

避妊
投稿日 2005年5月23日(月)23時52分 投稿者 チーママ

迷ううちはやめたほうがよいでしょうね。
今この日本でどれだけのウサギさんがいるのか・・・
その半数がメスだとして、避妊しているのはほんのわずかだと
思いますよ。やっぱりほとんどのウサギさんが避妊していない
と考えてもよいかと。そして多くのウサギさんは5〜6年前後の
寿命を全うしているのじゃないかしら?
それ以上長生きしているメスウサギさんだと、避妊している割合
が増えるでしょうね。死因の一つが除去されているのですから。
ただそれだけのことです。
麻酔の危険性は、通常の固体なら比較的安全なものの、何においても
100%安全はありません。麻酔の事故と婦人科の死因と、どっちも
どっちじゃないかしら?
ただしいて言うなら、避妊をすると肉垂れはできません。
となると、蒸れて湿疹がって事はありませんね(^^;;
(ただし肥満になってしまったら、可能性あり)
それといつまでも子供の性格が残る。
擬似妊娠の可能性はなくなる・・・そんなところでしょうか。
確かにものの本や獣医さんたちは「5歳過ぎの婦人科の病気に
なる確立はかなり高い」とおっしゃって、ウサギを診る先生は
避妊を肯定してはいます。
ただ病気のウサギさんが必ず獣医さんに持ち込まれるわけでは
ないでしょうし。難しいところです。
ただ子供の予防接種と同じと考えれば・・・
必ず小児麻痺にかかるわけではないけれど、万が一かかったときは
本当に悲しいことになる。予防接種の副作用はゼロではないけれど、
それでも万が一の発病のほうが怖いから、予防接種をする。
実は私もこの点で、避妊と決めました。
万が一病気になったら、私はどれだけケアできるだろうか?
会社に勤めながらのペットの介護は難しい。
であれば、一つ一つハイリスクは排除していこうと思ったのです。
それぞれの飼い主さんの家庭事情もあるでしょうから、するしないは
飼い主さんが決めて良いのですよ。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。