ウサギさんの行動は本当に難しいです。
世の人が持つイメージとはまったく違った生き物だと思いますね。
やさしく、おとなしく…って、ぜんぜん違う子がどれだけいるか！
個性は人間の子供ほどにもイロイロだと思いますよ。

男の子だから、女の子だからと言うある程度の性格や行動の違いは
あっても、普通男の子がやることを女の子がやることもありますし（＾＾；；
カクカクなどは普通男の子の性行動のように思われていますが、
複数のウサギさんの間での順位付けにも使われるようです。
我が家は一応オスのシジミが強いのですが、時折ユキがシジミの
頭を抱えて（つまり前から）カクカクします。これで力のバランス
が保たれているんだなぁって思います。
飛びシッコはやはり性行動と縄張りの主張の両方の意味がある
ようですから、女の子だってする子もいるでしょう。
ただ性ホルモンの作用が強い気がするので、避妊去勢により
スプレー行動はかなり規制されるのではないかと思いますよ。
スプレー行動にお困りの方は、一度獣医さんにご相談ください。

また避妊去勢のメリットは高齢による婦人科・精巣等の
病気（腫瘍化など）の回避にあります。
すべてのウサギさんが獣医さんへ行っている訳ではないので
絶対とはいえませんが、獣医さんでの経験上では、特にメス
においてはかなりのハイリスクとなるとの見方が通常です。
また高齢になってからの麻酔は危険を増します。
かといって必ずなるとは決まっていませんので、するかしない
かは、まったく飼い主の価値観や考え方によります。

女の子のおてんばぶり。これは我が家も同じです。
物怖じしないユキは毎日ソファの上でジャンプ＆横っ飛びの
ウサダンスを繰り広げます。
高いところに上るのもユキ。壁紙をかじるのも、スーパーの
袋をあさるのも、ともかくろくでもないことはユキの仕業。
シジミもやりますが、圧倒的にユキのいたずらが多い。
ともかく若いうちは暴れん坊さんが多いのが、ウサギさんだと
思っています。
基本的に抱かれるのは嫌い、なでてもらうのは好き。
自分の気が向けばひざに乗っては来ても、乗せられるのはイヤ！
知らない人にはまるっきり固まる。そうでなければブウ！といって
逃げるか咬むか引っかくか。足ダンもする。
見慣れて「こいつは大丈夫」とか「このにおいは知っている」
となれば、なでさせてくれますね。
大好きな人が決まっていて、その人にはナメナメします。
ナメナメはうさぎさんにとって「愛チているわ」なのですね。

掃除されるのが嫌いで咬む子も多いですね。
「個々は治外法権よ。あなたなんかに触らせないわ！」
そういう時はウサギを部屋に出してしまって、掃除をする方が
楽だと思いますよ。どういうわけか、掃除機は平気なのに
ほうきには敵意むき出しなウサギさんが多いですね。

本などで見る「散歩」「抱っこ」なんていうのは、たまたま
おとなしい子もいる、って感じで見たほうが良いようです。

話変わってオシッコ。
これは時間と共に色が変わりますね。濃いオレンジになることが
ほとんどでしょう。干しにんじんなど食べると、かなり濃い
オレンジ色のオシッコになることもありますよ。
時々透明〜オレンジ牛乳位まで、透明度もイロイロです。