獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200510-68

まとめレス 長文ごめんなさい
投稿日 2005年10月26日(水)01時09分 投稿者 チーママ

viviさん
ウサギは交尾刺激排卵ですので、交尾の刺激によって排卵するわけです。
ですから簡単に妊娠してしまうわけですが、一応4〜17日の発情期と
1・2日の休止期があります。この休止期に交尾した場合は妊娠しない
事もあるわけで。
またオスが8ヶ月ですと、一応性成熟している時期ではないかと思われ
ますが、未成熟という事もあります。
もう少し様子を見ながらという事で、どうでしょうか。

もりさん
キャリーバックをふたを開けて、横にして置いてみたらどうかしら?
縦横などどうでも、何しろこれは自分のテリトリーと思ってくれれば
よいのですから。匂いも付けばいう事なし。
もともとが穴ウサギ系ですから、何かともぐったり、低い天井がある
方がくつろげるようですよ。気に入ってくれると良いですね。
あとはもりさんがウサギの体になれることかと。
私は、逃げ回っても、いざという時は捕まえてしまいます。
腰の辺りを両手でしっかり捕まえてしまうのです。
(この時上から押さえつけないように注意)
ウサギは腰の辺りをしっかり保定出来るかが、危険と安全の
分かれ目のような気がします。
腰をおさえたら、そのまま利き手(私なら右手)をお腹〜胸にそって
上に滑らせ、下から(胸側から)両脇に指を入れて持ち上げてしまいます。
右手のひらにはウサギの胸。中指と親指は両脇に入っています。
左手は腰を包むように手のひらで受けて、ウサギを自分の体につけます。
右の指がしっかり両脇にはいっていて、腰をしっかり左の手のひらで受けて
いると、ウサギが多少暴れても外れるものではありません。
ちなみにウサギは体をCの字にされると、強力キックが出来ないと
ものの本に書いてありました。
空キックでも腰を痛めることがあるので、C型に保定するのは大事
なのかな?って思っています。
仰向け抱っこはしばらくしてお鼻ピクピクがなくなると沈静状態に
入るのです。覚醒状態(正気づいている)では暴れてしまいます。
ウサギの専門店や獣医さんでは、沈静状態になってからあれこれ
やっているようです。
ものの本では足を人間のお腹に、頭をひざの方にして、しっかり
ウサギの肩をつかんでいるようですが、私には出来ません(^^;;
ロップちゃんなどのおとなしい種類ならともかく、ただのウサギの
我が家のミニウサギには無理!
でもお腹やお尻を見たいときは、例のC型にもって、椅子に座った自分の
お腹にウサギの背を預けるようにして、徐々にウサギの上体を倒していき
ます。両手はそのままで。そうするといい加減体が伸びると、お鼻ぴくぴく
がとまります。次は腰を受けていた左手をはずし、足先やお腹の様子を
みます。ま、プロのようにはまだ出来ませんが、一応しばらくはこの姿勢を
保ってくれます。
やがてハッ!と「ぼく 何やってんだ!」って気づいて逃げてしまいます
けれどもね(^^;;
ですから小さい時はつめきりはしていましたが、今は2ヶ月に1度の歯科
チェックの時に獣医さんが肛門腺のお掃除と一緒に、ツメきりして下さい
ますので、お任せしています。まぁ、いざとなったら切ってしまいますが。
だって家で切った後など、しばらくは私をホリホリして、服を左右に振り
回して「イヤだったんだから!怒ってるんだぞ!」って八つ当たりするので。
それはそれでかわいいのですが(笑)
抱っこしないと抱っこ嫌いになる。そうですね、確かに。
でも良い関係を築いてからでも、抱っこは練習できます。
体を触られるのを嫌がられる状態のウサギさんを抱くのは、危険が伴います。
ウサギの骨折の多くは、不適切な抱き方で暴れて落としたりすることも
多いのです。まずはウサギさんがもりさんの手を認識し、もりさんがウサギの
体が手になじむことの方が先だと思いますよ。
毎日試行錯誤してくださいね。
あとツメを引っ掛けたのは、カーペットなどではありませんね?
ループカーペットなどにツメを引っ掛けることが、あるようですので。

ウサギの口は大変敏感です。それはウサギの視界には自分の口元が入っていない
からで、草を食べる時のセンサーでもあるのです。
センサーにスポイトの先など当たると、とても怖がります。
ですからウサギに薬を飲ませるのに苦労するのですね。
病院などでは、ウサギの体をすっぽりバスタオルなどで包み、頭だけ出して
肩をしっかり保定して、口の横(この部分には歯がありません)から
スポイトを差し込んで与えるという事も一つの手だと聞いたことがあります。

MOMOさん
1900gは出来上がり体重ですね。多くはないとおもいますけど。
ただ、お食事の量はかなりの感じですね。
ペレットお茶碗一杯というのは多いかな?
キャベツの4・5枚というのも。リンゴ半分というのも、栄養取りすぎかな?
でもその子のベストというのは、本通には行きませんから、朝晩2回
で体重の推移を見てはどうでしょう。
屋外で飼っておられるなら、これから冬に向かって皮下脂肪を蓄えなくては
ならない時期でしょうし。
かりんちゃんの環境では、運動不足はないと思いますよ(^^)

ぽーちゃんさん
傷が治ってよかったです。本当にホッとしました。
怖い気持ちは充分に分かります。私もウサギが良く分からなくて
内心怖い時期もありましたもの。
今ではウチのウサウサズに対する信頼感があるので、怖いなんて
感覚はなくなりましたが。
ウサギさんと飼い主との関係は、それぞれだと思います。
出来るだけをしてあげる、でよいと思いますよ。
ただポッキーちゃんは、やっぱりポーさんが好きなのですね。
ポッキーちゃんの行動は、嫌いな人にはしない行動ですから。
ただ人間だって、人と上手に付き合う人もいれば、不器用な人も
いますよね。ウサギさんも個性イロイロ。
ウサギさんと飼い主さんとの組み合わせの数だけ、付き合い方が
あるのだと思っています。
皆が皆、同じような関係になったら、生き物を飼う面白さはありません。
命と命が向き合っているのですから、ベタベタもあれば、あっさりも
ありという事で、無理なく付き合えば良いのじゃないかしら?
ポッキーちゃんだって、月日がたつにつれ、変わってくると思います。
成長は体だけじゃなく、ウサギの心も成長するのですから。
もちろん飼い主のもね(^^)

アグネスさん
ロップちゃんはさすがに慣れやすくおとなしい品種ですね。
我が家の獣医さんも、私があおってついに手に入れたのが、ロップちゃんでした。
病気にはベテランの獣医さんですが、飼ってみて
「おとなしくない〜 いたずらばかりする〜 」とメロメロになっています。
そうですよね。病院に来るのは病気の子が多いのですもの。
仰向け抱っこは、出来れば毎日でも体のチェックが出来るので、とても良いです。
ついでに飼い主のすることにおとなしく従う、という意味で「躾」あるいは
「上下関係が出来る」と獣医さんはおっしゃっているのだと思います。
いったいに、ペットに振り回されて、保定の出来ない飼い主が多すぎるのです。
人間で言えば、自分の子がいう事を聞かなくてどうする。というところです。
でもウサギさんは、とても骨がもろいという事も頭に入れておかないと
いけません。ですからアグネスさんのように、獣医さんに実際に指導を
受けるのは、とても良いことです。
獣医さんでも、万が一の事故をなるべく減らすために、仰向け抱っこを
せずに、バスタオルで包んだり、座布団カバーに入れたりと、ウサギに
無理をかけることなく診察が出来るように工夫されています。
それほどウサギの骨折は注意すべき事です。
上下関係を築くには、他にも方法がありそうです。
ただ抱っこをするのでもOK。
部屋で自由に遊ばせていて、コードをかじったり、紙を食べたりした時
手を使ってやめさせるのでも○K。
ウサギの頭にあごを乗せるのもOK。(これウサギ同士でもやります)
ブラッシングするのもOK。
はじめは頭をなでて、やがて体中触れるようになるのでもOK。
お腹・手足・口元を触らせるというのは、ウサギが飼い主を認めている
事でもあります。
その時ウサギの体のどこにも力が入っていないなら、◎です。
日々のお付き合いの中に、飼い主が上位者であると位置づけする事は
いくらでもあるのです。
ただあお向け抱っこが出来ると、軽い沈静がかかるという事で
ますますウサギが扱いやすくなるという事だと思いますよ。
ウサギの第一人者といわれる有名な獣医さんは、どんなウサギさんでも
出来るそうです(^^)
ウサギの体を、手で体で覚える事が大事なのですね。

にんじんさん
「年間1000頭以上不正交合の手術してる」のが本当なら、経験は充分でしょう。
きっと待合室はウサギさんだらけでしょう。
我が家の歯科メンテの獣医さんは、予約制にして、一日中ウサギさんです(^^;;
良い獣医は何かといわれれば、インフォームドコンセントが充分出来る医者
という事に尽きるとは思いますが、これも人間同士の相性がありまして。
ある人には「良い獣医さん」でも、他の人には「合わない」獣医さんで
あったりするものです。その反対もあるわけで。
動物を健康に飼うのは、獣医さんと飼い主の二人三脚だと、私はいつも
言っています。二人三脚の相手に、誰を選ぶかは飼い主次第。
そして獣医さんにとっても「何でもお任せ」の飼い主より、獣医さんの
説明が分かる飼い主の方が説明がしやすいわけで。
何と言ってもお話上手な獣医さんばかりじゃないですから。
今やネットがあるので、不正咬合についても、腸内うっ滞についても
エンセファリトゾーンについても、あれこれ調べられます。
ですから私達飼い主も、一緒に勉強しましょうね。
一緒にお話できる、良い関係の作れる獣医さんが見つかると良いですね。

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