どうやらウサギさんは「がんばる！生きたい！」って言っているようですね。
それなら全力でお手伝いしましょうね。

まず目のほうですが、タオルなどで傾斜を作って目に物が当たらないように
出来ませんか？眼瞼炎を起こしているような気がします。
目薬以外にも薬はあるはずですから、マメに獣医さんに相談してください。
エンセを視野に入れての投薬のようですが、これは大体４週を一単位に
経過を見ていきます。ですから１ヶ月様子を見ましょうという事です。
でも目の方は１ヶ月様子見ではいけません。症状が安定しているなら
ともかく、少しでも症状が悪くなるようならマメに受診してください。
失明の危険性もありますから。

お尻の汚れは、洗うのが一番早いです。
ポイントは１つ。お湯の温度です。
ウサギの体温は38から39℃ですから、ぬるま湯では冷たいのです。
やけどをしないよう、びっくりしないようにと、とかくぬるま湯で
洗おうとしてしまいますが、かえってウサギさんは冷たくてビックリ！
人間だって暖かければ気持ちいいでしょう？
ウサギさんも同じです。大体40℃弱を目安にしてください。
我が家のユキも抱かれるのは嫌いでしたが、下痢をしてお尻がただれた
時に思い切って洗ったら、暖かいお湯は気持ちがよいのか思いのほか
大人しくしていました。洗面所にお湯をためて洗ってしまいました。
後は良くタオルドライして、ドライヤーです。

私達は「生きたい！」と願う動物のお手伝いしか出来ないのですが、
ウサギさんが生きたいと思う限りは、希望はあるのです。
車で1時間半は大変でしょうが、それでもがんばるウサギさんの為に
つくしてあげてください。
お世話をするうちに、頼ってくれるようになります。
その昔、手乗りじゃないインコが病気で強制給餌しか生きる道が
なくなった時に、その子は大変慣れました。
勤めの身で、1日4回の給餌とたびたびの片道1時間弱の通院は大変
でしたが、今思うと大変その子と密着した充実した時間を過ごせました。
獣医さんと二人三脚で、ウサギさんのサポートをしてあげてくださいね。