獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200606-59

頭を振る
投稿日 2006年6月10日(土)23時29分 投稿者 チーママ

PCは無事につながりましたm(_ _)m

かっぱさん
まだ頻繁に頭を振っていますか?
我が家も時々やることがあり、大丈夫かしら?って気になることが
ありますが、今のところ一時的な事のようです。
一応耳の内側が汚れたようになっている所がないかチェックはしますが。
それより、足の様子が気にかかります。
一度斜頚を発症しているなら、特に。
よく見ていてあげてくださいね。

飼い主さんが「やせてきたか?」って感じるなら、やせてきているのかも
しれません。体重を測れると良いのですが。
そうした時は、私なら食べるものを増やしますね。
それでも痩せがとまらないなら、何らかの病気がかくれているのかも
しれませんので。
抗生物質を続ける・止めるは、必ず獣医師の指示の元でやってくださいね。
もともと必要あって処方されたお薬です。お薬は一定期間投薬して初めて、
きちんとした効果があるものなのです。
よく「あまり続けて与えたくない。すっかり元気になったのでお終いに
しよう」ということがありますが、下手をするとその薬に耐性がある菌が
残ってしまう事になります。
抗生物質は一定の期間与えることで、菌の全滅を果たします。
見た目が元気になたからといって投薬を中止すると、その時点で万が一
菌がわずかでも生き残っていると、やがて再度増殖して発病します。
そのように増殖した菌は前回の抗生物質に耐性をもっているものですから
再発して同じ薬を投薬しても、今度は利かなくなってしまうわけですね。
ですから、抗生物質を処方された場合は飲みつくすことが大事です。
もちろんケースによっては「この薬は3日飲めば大丈夫だが、用心して
1週間処方したほうが良いだろう」という場合なら、飼い主さんの報告
しだいで「投薬中止OK]の判断が出ることもあると思います。
また抗生物質の中には肝臓などに影響が残る薬もあるわけで。
そうしたものは、安易に与えたくないわけですね。
ですから抗生物質の投与は素人判断をしないで、獣医さんに相談
しながら、というのが良いのですね。
抗生物質とステロイド。この2つはむやみに怖がってはいけませんが
反対に手軽に扱ってもいけない物だとは思います。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。