まず、牧草の硬い部分柔らかい部分で葉の磨耗が違うかといえば、
繊維をすりつぶすのに時間がかかるかかからないかの差だけで
あって、磨耗するには役立つと思いますよ。
反対にペレットは原料が植物ではあっても繊維が短いのですから
牧草ほどには役立ちません。あれはすりつぶすのではなく、
どうやら噛み潰すといった感じなのですね。
ペレットの粗繊維はお腹に入ってからの腸の運動に役立つための
物だと思った方が良さそうです。
ペレットの粗繊維が高い（16％以上と聞きました）と嗜好性は
格段に落ちます。

さてここからが考え物です。
食べむらがあっても健康を考えて、粗繊維が高いペレットを与え続けるのか。
多少粗繊維が低くても、コンスタントに食べて腸内活動と維持する
ものを与えるのか。
食べてくれるなら歯のためには良いので、アルファルファを与え
続けるのか。（この場合は、栄養過多に注意です）
野菜の割合を増やすのか。
　ちなみに野菜やおやつを与えれば、嗜好性の悪いペレットは
　当然食べなくなります。誰だってオイシイ物が食べたい！

ウサギさんと飼い主の数だけ飼い方がありますので、いろいろ
試行錯誤してみることは良い事だと思います。そうした中から
そのウサギさんと飼い主さんにあった暮らし方が出来たらと
願っています。
ただ一つ「よりよい生活をさせたい」と思うあまりに、飼い主や
ウサギさんのストレスになりませんように。
なんにでも「一番良い」という事はあるかと思います。
でも一番大切なのは、ウサギさんが最後までストレスなく、
飼い主さんがウサギと暮らすことを楽しむ事だと思っています。
さて、うきすきさんのウサギさんにはどんな生活がいいのかしら？