獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200701-55

ウサギの乳首の側のしこり
投稿日 2007年1月17日(水)14時05分 投稿者 ちょろ

昨日の夜、いつもの様にネザーランドの♀6歳のうさをナデナデしていたら、
おなかの乳首の横に1cm角程の膨らみを発見。
今日、獣医に診察してもらったところ「乳ガン」の可能性もあると・・・
注射を刺してその膨らみを抜き取ったところ、薄い白濁の液体が溜まっていまし
た。顕微鏡で見たところ、乳ではなく、少しの細胞も混じっていました。
液体を抜き取ったら、膨らみは消えてしまいました。
獣医は
「細胞を検査してみないと、乳ガンかどうかは分からない。細胞を採取すればガ
ンかどうか分かります。採取方法には2種類あります。
1:全身麻酔で太い大きな注射で細胞を抜き取る方法
2:おなかを開いて怪しい部分を切除する方法
両者とも全身麻酔で体に負担があります。もし前者で悪性だった場合、摘出手術
で2度体に負担を強いることになります。それよりも細胞を採取すると同時に怪
しい部分まで切り取ってしまい、〔細胞採取=患部摘出手術〕としてしまった方
が、体への負担は一度になるので、後者のほうが良いのではないでしょうか?」
と言われました。
今日はその他に術前の血液検査をしてきました。
ガンと確定していないのに切除するのは、気が向かないのですが、
ガンと分かった後に、再び体に負担をかけたくもありません。
同じ経験をお持ちの方や、知識をお持ちの方が居りましたらアドバイスをいただ
きたく思います。

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