通常ウサギが声を上げて鳴くのは、命の危険に瀕した時だけです。
悲鳴を上げると体内物質が放出され、ショック死（心臓麻痺）する動物
です。ですから、ウサギさんを診る獣医さんは細心の注意を払います。
パニックにすると大変なことになるからです。
ウサギさんは非捕食者（食べられる方）ですので、肉食獣につかまった
時に悲鳴を上げて、自分からショック死するように出来ているのだと
思っています。
見ていない事なのでなんとも見当が付かないでしょうが、ウサギさんに
とってはかなり痛くてショックなことがあったのでしょう。
爪をカーペットに引っ掛けて外れずに暴れる（これは小鳥にもあります）
足を何かに挟んで、一瞬取れなかった。
目を何かにぶつけた。
どちらにしても、足と目の様子をよく観察して、少しでも変だったら
獣医さんに診ていただいてください。充血が取れない場合も同じです。

環境の悪いところから来たウサギさんであれば、一度獣医さんに
健康診断をしていただいた方が良いと思います。
少なくとも全身状態を見ていただき、糞便検査をしていただき、ダニや
ギョウチュウがいないかどうか、確認した方が安心ですね。