ウサギ掲示板過去発言No.1500-200705-62
Re:経過報告です・・・ |
投稿日 2007年5月9日(水)23時24分 投稿者 チーママ
みなさん こんばんわ 治療方針としては、通常とられる方法の一つです。 問題は膿瘍の大きさと、どこまで浸潤(広がっているか)しているかでしょう。 傷も縫合せずに、開放創(切ったところを開けたまま)として洗浄を繰り返すかもしれません。また開放創も湿潤法(wet to dry包帯等)を採用する獣医さんもいるでしょう。 最近は術後の傷の取り扱いについて、色々と方法が考え出されているようですが、どこまでやるかは先生の経験と知識によります。 ただなんでも最新の方法が良いとは限りません。最新の方法というものは、とかく熟練していないと出来ないことも多く、下手にまねだけしても良い結果が出ないこともあります。 それより、その先生が培ってきた、その先生にとって確実な方法を選択するのもよろしいかと思います。 「ウサギを診れる獣医さん」とたびたび言ってはいますが、どんな先生でもすべて分かるわけではありません。それほどウサギの獣医療は日々進化しているからです。 ウサギの患者さんが多ければ、それだけ多くの症例を見ているわけで、そういう意味で「ウサギを診れる獣医さん」と考えればよいでしょう。 何より、分からないことは分からないと言える先生。分かることは飼い主が理解できるまで説明してくださる先生。また、ちゃんとした先生を見つけるには、飼い主も病気について色々と調べなくてはなりませんね。 膿瘍は大変難しい病気です。特に歯根膿瘍は、ウサギさんの歯の構造上、なかなか手をこまねくものです。ウサギさんの為にも、獣医さんと飼い主さんが協力して、全力を持ってがんばってくださいね。 良い結果を祈っています。
|
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |