ウサギ掲示板過去発言No.1500-200707-46
Re:うさぎのぎょう虫 |
投稿日 2007年7月24日(火)23時14分 投稿者 チーママ
まずウサギギョウチュウは野生のウサギさんには多く見られるものの、飼いウサギには少ないとは言われますが、往往にしてご相談がありますので、ウサギさんの寄生虫としては普通のものだと思います。 特にウサギをよく診る獣医さんなら、一目診てウサギギョウチュウを考えるほどです。 ですから初めて健康診断に行って、糞便検査をする時は、獣医さんはギョウチュウの卵や成虫がいないか確認するほどで、決してひどく珍しいものでもないはずです。 もっとも最近はブリーダーさんもそのあたりは良くわかっていますので、ギョウチュウをもっている親ウサギをそのままに繁殖させたりはしませんから、そういう意味では、最近は見かけることが少なくなっているのだと思います。ですから、よほどウサギさんを沢山診る獣医さんでなければ、ギョウチュウを見たことがないかもしれませんね。 キョンさんのウサギさんの感染源は、連れてきた処(ショップやブリーダー)でしょう。 ウサギギョウチュウには、パモ酸ピランテル、ピペラジン、フェンベンダゾール、チアベンダゾール等の駆虫薬が処方されます。イベルメクチンが効いたという話もあるようですが、基本的に無効とされているようです。 ここでプリミックスという薬を調べてみましたが、該当するものが見当たりません。 どうやらプリミックスというのは、「調合した薬」という意味のようです。 (ただいま獣医さんに確認しています。時間がかかる場合は、日曜のお返事となります) ですから主成分が何かは分かりませんね。でも調べてくださったのなら、駆虫薬を出しているはずですし、駆虫薬でウサギに禁忌の薬というのは聞いていませんので、与えて大丈夫だと思いますよ。 他の病院に行くとしても、何もご本人を連れて行く必要はありません。 新しいフンを数粒もって行っても検査は出来ます。 ウサギギョウチュウは、基本的にウサギに害を与えません。 よほどひどくいる場合は、毛がぼそぼそしたりと、栄養障害的な症状が出ることもあるようですが、基本的にはウサギさんに異常は出ないようです。またヒトに感染することもありません。 ただ見ればよい気持ちはしないですよね。 駆虫薬を投与してギョウチュウを退治しても良いかと思います。ただ最後まできちんと投薬し、何度かの糞便検査を続けて、根治したことを確認することだけは忘れずに。 また投薬中にフンがゆるくなったり、下痢をした場合は、一時投薬を中止して受診することを忘れずに。
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