まずは１０歳過ぎのウサギさんという事で、飼い主さんの丁寧なお世話に頭が下がります。見習いたく思います。

で、直視もレントゲンもしているという事なら、先生のおっしゃるとおりなのでしょう。
それに、人間でも年を取ると唾液の分泌が悪くて、ちょっとパサつくものだと飲み込みにくくなったりします。ウサギさんにもそういう事もあるかもしれませんね。
物の本によっては「食糞はまる飲みです」と書かれていますが、実際にはモグモグやっていますよね。食糞が柔らかければよいのでしょうが、ちょっと硬めなのかもしれません。

食糞があまり食べられなくなった時は、たんぱく質やビタミンを補う必要が出てきます。
こういう時にクリティカルケアのような強制給餌用のフードが食べられると、あれこれ添加も出来るのですが、なかなか食べつけないものはダメですよね。
獣医さんに相談して、何か食餌にプラスできるものがあるなら、いつも食べているフードを粉にして、野菜ジュース（無添加）や水で多少ふやかして、栄養補助剤のようなものを混ぜて与えると言う方法もありますね。

あと、歯に不都合は何のにたびたびモグモグとやっている時、経験では胃腸の調子が悪くて、という事がありました。人間で言えば、気持ちが悪かったのかもしれません。
また唾液が少なくなって、口やのどに違和感をかんじているのかもしれません。
お年だけに、この夏の暑さがこたえているのかもしれません。
水分が不足しているようなら、野菜を増やしてペレットを減らすとか、色々食餌の内容の工夫をしてみてはどうでしょう。
ちなみに、我が家も野菜主食ですが、今ではペレットはまったく与えていません。
野菜の種類を増やせば、栄養的な問題はクリアできるとは思います。

今の状態が続いて、食欲が落ちたりするようなら、食欲増進剤や脱水予防の皮下補液など、まだまだサポートする術はあると思いますので、かかりつけの獣医さんと再度ご相談くださいね。