ウサギ掲示板過去発言No.1500-200804-33
Re:うさぎの放し飼い |
投稿日 2008年4月1日(火)02時53分 投稿者 チーママ
ウサギを放し飼いにすることは出来ます。 ただ、多くの獣医さんは「ゲージ飼い」を勧めます。それは正解。ゲージが「安心できる自分の場所」になり、「ウサギのテリトリー」になり、ウサギを色々な事故から守りやすくなるからです。また万が一病気になって、病院に入院したりという場合、ゲージになれていないとストレスが強くなります。 でも我が家のウサウサずは、家中ご自由です。どうも見ていると、ウサギにはプライベートスペースとパブリック(公共)スペースがあるようです。プライベートスペースは、何かあれば逃げ込むところであり、●やおしっこをするところ、文字通り自分たちの場所。 パブリックスペースは、人間も含めみんなの場所。ここでは決して排泄はしませんし、何かあれば脱兎のごとくに逃げ出します。 これは子ウサギでも同じようです。というのは、現在5ヶ月の子がいるのですが、まだトイレの躾は完全ではありません。でも先住ウサギを見習ってか、プライベートスペースではお漏らしをしてしまっても、パブリックスペースでお漏らしをする事はないのです。 そして何かあれば、脱兎のごとくに自分の部屋に逃げ込みます。そしてすねた時などは、キャリーゲージにおこもりしています(笑) ウサギにとって「自分の場所」があることは、とても大事な事なのです。 という事で一番の懸念は、もしウサギさんとの信頼関係が出来てないうちに、ウサギというものが分かっていないうちに放し飼いにした場合、何らかのトラブルがあるかもしれないという事です。また幼いうち(1年位)は部屋中に排泄される恐れがある事と、もしそれが飼い主の個室だった場合は、自分のプライベートスペースがなくて落ち着かないか、飼い主がジャマだと文句を言うかもしれません(^^;; なので、始めのうちは「自分のお部屋」であるゲージ(あるいはサークル)がある方が、双方にとってとても安全なのです。そして飼い主さんがいる間だけ、お部屋に出してあげる。部屋で自由に遊んでいる間は必ず飼い主が見ていて、ウサギの行動を学んでください。この子はどんな子なのか、ウサギというのはどういう行動をするのかが分かってくると、飼い主もそれなりに工夫が出来、安心していられるようになります。 また一番大事なのは、飼い主が上位者だと認めさせること。それがしっかり出来、ウサギとの信頼も出来、やがて1歳半にもなるとウサギも落ち着いてきて、とても暮らしやすいパートナーになるでしょう。 これはあくまでも私感ですが、広い場所でウサギを飼うと本来の賢さを発揮して、色々と面白いことをして笑いが絶えません。ただし、賢いがゆえに、テリトリーを持つ動物ゆえに、上手にしないとトラブルの元になり、お互いストレスを抱えることになります。 それでも世の中、案外部屋でご自由のウサギさんが増えている気がしますよ。 私はウサギは犬猫と同じように、一緒に生活できる動物だと思っています。 何か文章がまとまりません(笑) 百聞は一見にしかずといいますので、実際の様子は下記をご覧ください。ウサギに関してはカテゴリ「うさぎ」(シミユキ時代)か「ウサギ」(シミこゆ時代)を選んでご覧ください。 これを見て、ウサギ専門店の社長さんは「ウサギの新しい飼い方になるかもしれない」とおっしゃってくださったのが、とても嬉しいことでした。 |
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