獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200806-1

Re:毛玉ついて
投稿日 2008年5月7日(水)13時43分 投稿者 チーママ

こんにちわ。
お尻の近くと言うと、背中側のしっぽの付け根辺りでしょうか?
もしお腹側ですと、おしっこで汚した場合など、皮膚炎になりやすくなります。
別に汚れていないなら、そのままにしておいても緊急な害はないかと思いますが、湿気に弱いウサギさんの皮膚ですので、これから梅雨時などにフェルト状になった部分の中の湿度が上がると、ちょっと心配。
出来れば、ほんの少しずつでも鋏で切ってあげても良いかと思います。
(切ってしまっても、新しく毛が生えてきますから)
あとは、クシやブラシで上の方から少しづつほぐして無駄毛を取ります。
フェルトになっているのは、下毛の柔らかい細い毛なので、強引にほぐすとごっそり抜けてしまうので、ウサギさんが痛がらない程度にそっとです。
フェルト状の塊がなくなると、皮膚も呼吸できて、ウサギさんも気持ちが良いとは思います。

長毛でなくとも「高齢、太り気味、ほとんど動かない(ケージが狭い)、身づくろいをしない」ウサギさんですと、お腹の下にも毛玉が出来るようです。この場合は汚れやすいので、皮膚の健康を守る為になるべく手入れをしてあげたいものですね。
我が家のウサギも、背中側のしっぽの付け根付近は、換毛期などには下毛がこんがらかってダマになる事があります。(そこまで口が届かないのかな?太りすぎ?笑)
わが家の獣医さんは、猫のノミ取りグシで上手に無駄毛を取りますが、私にはクシが小さすぎていまひとつ上手に出来なかったので、人間用の小さなプラスチックのクシ(男性が使うようなもの)を使って、下からすくう様にしています。
ウサギ用のラバーブラシや先に玉の付いた金ブラシは、とっても嫌がるのです(^^;;

どうにも手こずるようなら、獣医さんにとっていただいても良いかと。
ところによれば、ペットショップで手入れをしてくださる(ただし有料)ところもあるようですが。
皮膚トラブルを考えると、やっぱり毛玉はない方が良いですね。




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