パスツレラ（菌）とエンセファリトゾーン（虫）の両方を視野に入れて、治療されている様ですね。ウサギさんに詳しい先生で、本当に良かったと思います。
ステロイドについては、これはなんともいえません。
原則「神経症状が治まる可能性が高い」という扱いで、確実に薬に反応するとは言い切ることが出来ません。ただ「症状が好転するかどうか試す価値はある」と、我が家の主治医は言っております。特に発症して間もない頃ですと、改善の可能性は高くなると聞いております。時間がたつほど、神経損傷は進み、回復の期待は薄まるという事です。
かかりつけの獣医さんは、「万が一パスツレラだったらステロイドで活性化してしまう事もある」という事を懸念されているのかもしれませんね。でも、万が一エンセだった場合は、神経の損傷が進んでしまう事もなります。ですから、注意深く経過観察しながら、短期間（1週間程度？）使ってみる手もあるかと思います。

あとローリングのし過ぎで死ぬかと言う点ですが、しすぎて死ぬ前に、筋肉が疲れ果てて動けなくなる気もしますが、実際には分かりません。
でも一度に激しく長く続き、食べる事も出来ずにエネルギーばかり使う状態になると、ケトアシドーシスという血液のバランスが崩れて悪い状態になる事もあり得る様に思います。それ位ローリングが頻繁なら、私ならステロイドを試してみます。
試しに、ウサギさんの一日の状態を記録し（食事の時間、食べた量、ローリングの回数と継続時間、排泄時間と量等）、獣医さんに見せてはどうでしょう。また携帯動画やデジカメ動画でローリングの様子を撮って見せる事も役に立つかもしれません。
ステロイドの副作用と、食べられずにローリングし続ける弊害と、どちらがより危険か、獣医さんと良く話してみてくださいね。