カプちゃんは、まだ１歳になっていませんよね？
皆さんウサギさんはトイレを覚えて当たり前と思っていらっしゃいますが、ウサギさんにとってトイレを覚えるって、すごいことなんですよ（＾＾）
元々は、ウサギの「ため糞」と言う習性を利用するのですが、野生下でも１ヶ所と言うわけではないようです。
実際に、この春タケノコ狩りに行った所、竹林の中に野ウサギの糞が（＠＠）
写真のようにまとまってはいるのですが、これがそのあたりに何ヶ所か。
広い野山から見れば、確かに特定の処にまとめてしているという事にはなりますね（笑）
ましてや、狭いケージの中のウサギさんです。
どんなに広くても80ｃｍ四方くらいの中を、使い分けるのは知恵が必要です。

また人間の子供でも、トイレが完全になって、何かあってもお漏らしもしないようになるには、幼稚園ぐらいまでかかりますね。私見ですが、ウサギさんの知恵から言えば、幼稚園生は１歳くらいかと思っています。
多くは「数ヶ月でトイレを覚える→世界が広がり発情がくる→縄張り主張目的であちこちにおしっこウンチをする→大人になって、発情がきてもトイレが使える」のコースをたどる気がします。ですから、トイレは長い目で見ながら、根気よく教える必要があります。

もう一つ。トイレを教えるには、工夫が必要です。
「ここがトイレよ」と教えるために多く使われる手法は、トイレの中に糞やおしっこをしみこませたティッシュを入れて、ウサギさんのにおいをつけること。
またトイレの場所はウサギさんが決めるものでもありますから、ウサギさんの行動を見て、どこに置いたら良いか試行錯誤する必要があります。
で、ウサギさんは「叱られるのは大嫌い」「褒められるのは大好き」ですから、ちゃんとできたら時間をおかずに褒めまくることです。
我が家では人間の幼児の様に、トイレの体制に入ったらあわててトイレに連れて行き、前を向かせて置いて、ちょっと鼻先に手をあてて飛び出さないようにして、ちゃんとできたら褒めたおす。これを繰り返した事もあります。

「これがトイレ」と決めるのは人間ですが、「トイレをどこに置くか」はウサギさん次第です。よく行動を見てあげてくださいね。
またサイズが合っていない、段差がきつすぎる等、ウサギさんの体格にあっていないトイレは嫌いますので、最悪トイレを違うものに変える必要がある事も。
多くのウサギさんが、一時期トイレをベッドにする事があります。その時はケージのレイアウトを検討してください。いろいろな物がたくさんあって、体を伸ばすスペースがなくて、トイレが一番居心地が良いという事もありますからね。

中には大人になっても、どうしても出来ない子もいます。
知人の５歳のウサギさんは、半分はトイレでも、あとはケージの底に（；；）
我が家のこゆきも、避妊後はほとんどトイレで出来る様になりましたが、同居のオスウサギがいるためでしょう、今だ時たまおしっこを違うところにしたり、あちこち●が落ちています。これはちょっとした自己主張なだぁ、って見ています。
でもあくまでも自分達の領地内（ウサギ部屋）でのお話。公共の場であるリビングやキッチン他（我が家は、家中ご自由です）では、決してしません。野ウサギと同じで、一応場所は決めてあるという事ですね（＾＾；；

何しろトイレは、気長に、根気よく、よく観察して、褒めたおして、ウサギさんに「覚えてくださいませｍ（_ _）ｍ」とお願いするくらいの気持ちでいることが大事だと思いますよ。