お腹の働きが不調と言うことではありますね。
とかく「下痢」と「便秘」とは、別物のように捕らえられていますが、結局は腸の働きが上手くいっていないという事では同じものです。
ゆるいウンチ（軟便）と普通のウンチが交互に出るのも、やはり快調には動いていないと言うことになります。
軟便の頻度がさほど多くないならば、獣医さんの言うように経過観察でよいかと思います。
この時期案外冷えで体調を崩すウサギさんが多く見られます。
特に生後7ヶ月未満の子うさぎさんや高齢のウサギさんは、体温調節が不得手ですので、一度からだが冷えて消化システムがシステムダウンしてしまうと、なかなかエンジンが上手くかからなくなります。
気をつけたいのは「今までこの環境で大丈夫だった」と言うケース。
ウサギさんも年々年を取ることを忘れてしまいがちなので、年齢にあわせた環境かを時々見直す必要があると思います。
子ウサギさんの場合はかなりの室温が必要ですし、一度ケージのウサギさんがいる高さで室温を測ってみることをお勧めします。
隙間風はないか、底冷えはないか、明け方に冷え込まないか、チェックしてみてくださいね。
冷えが原因の場合は、環境対策とともに、体を温めてみてください。
手軽なのは「濡れタオルをビニール袋に入れて、レンジでちん」したホットタオルで、腰の辺りを暖めることです。腰の辺りの背骨の両側は消化器のツボだそうで、我が家もよく利用します。他には家庭用のお灸を使う方や、レンジで暖めるホットパッドを使う方もいますが。人間が温泉で体を温めるのと同じですね。
あとは、腸内細菌が整っていない場合も考えられますが、その場合は食事の内容を検討したりします。でももう少し様子を見てからでよいと思いますよ。