ウサギ掲示板 2009年4月30日(木)21時22分

抗生物質が腸内細菌にダメージを与えることは知られていますが、かといって中途半端な量の投薬では、病気の原因菌をやっつけることは出来ずに、いたずらに病を長引かせることになります。　必要な時に、必要な分量を、完全にやっつける期間、与えることが必要です。
このあたりは獣医さんも十分に分かっています。「経過を良く見て」というのは、お腹に影響が出始めたら別の処置を考えるが、そうでなければこの際細菌を根絶やしにしたい、ということなのです。ですから指示をされた分量をきちんと守って投薬してあげてくださいね。
決して薬量を素人判断で増減しないこと。構成物質は規定の濃度がなければ細菌に利かず、中途半端は薬に耐える菌（耐性菌）を作ってしまいますからね。
膀胱炎がひどくなると腎炎にもなりかねませんから、今のうちにしっかり治してしまいましょうね。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー