ウサギ掲示板過去発言No.1500-201002-45
Re:噛んじゃいや! |
投稿日 2010年2月11日(木)00時41分 投稿者 チーママ
もともとはおっとりしている事が多いロップちゃん。 きっとその子は、意思表示の一つの手段として、噛むことを覚えたのでしょうね。 また1歳とのこと、人とのコミュニケーションの手段を学習している途中ですから、一時期かむこともあるでしょう。まだ手加と言うものを知らないと言う事もあります。 多くのウサギさんは、ケージの中は自分のテリトリーです。テリトリーは守るのがお約束。だから飼い主さんとの上下関係がまだ出来ていないと、「ここはわたちのよ!なにするの!」って、口が出てしまいます。 噛んだらケージに入れて飼い主さんはどこかへ行って相手にしてあげない、駄目!と叱る、といった方法もあるようですが、私としてはウサギさんを声高に叱ったり、無視したりはしたくありません。 まずは、ケージに手を入れる、餌を入れる、といった何かアクションを起こす時は、必ずウサギさんの様子を見ながらちゃんと声をかけてから。 〇〇ちゃん ご飯よ。 お掃除しますよ。トイレ綺麗にしましょうね。 それを繰り返す事により、ウサギさんは飼い主が何をしようとしているか、覚えます。 ご飯をもらうのがいやなウサギさんはいませんよね? トイレだって綺麗な方が好き。 自分にとって都合の良い事なら、ウサギさんは受け入れます。 また駄目!と言う時には、名前を呼ばない。名前に悪いイメージを植えつけない事です。 我が家のオスウサギも、7ヶ月〜1歳すぎにそんなことがありましたが、噛んだら抱っこの刑(だっこは、ウサギ的にはいい迷惑だったのです)で、「どこのウサギさんがかんだのかな? いけないうさぎさんは、誰かな?」なんてやっていました。 反対に、褒める時には盛大に名前を呼ぶ。「〇〇はかわいいわね。いいこさんねぇ」といった具合です。「〇〇 ニンジンさんあげようかな?」ウサギ的に喜ぶ事にも名前を呼ぶ。「名前=いい事」です。聞き訳がよくなれば、「〇〇〜 ここかじっちゃ駄目でしょ!」といっても、まずい!って逃げるくらいで大丈夫ですが。 でもどうしても噛んでしまった。 そういう時は、かえって抱っこしてきちんと言い聞かせます。 「噛んだら駄目でしょう?いい子なんだから、噛まないの。ほら、血が出たでしょう?ママは痛いのよ」といった具合です。真剣に見つめて、言い聞かせます。 言葉は分からなくても、空気は伝わるのですよ。 特にがぶちんさんのロップちゃんは人間が好き。ならばちゃんと聞き分けます。 「なんか 悪い事しちゃったみたい…」ってね。 飼いきれなくなったと言う事は、ウサギさんとの関係が上手く築けなかったと言う事でもあるのでしょうから、少なからずロップちゃんにも心の傷があるはず。 それを時間をかけて解きほぐしていく必要があると思うのですよね。 先住ウサギさんと同じように、いつも声をかけてあげる。 ちゃんと相手をする時間を取ってあげる。例え短くとも、その時はほかの事を考えずに、ロップちゃんにまっすぐ向き合って話してあげる。 まだ1歳です。お味噌が成熟するのはこれから(笑) 時間をかけて、しっかり言い聞かせてあげてください。 きっとすばらしい子になりますよ。 また発情があっても良いお年頃ですから、そのあたりも関係するかもしれませんから、絆を築けば収まるものか、発情もあって仕方のないところなのか、ゆっくり見分けてあげてくださいね。 どんな子でも、必ず心は通じます。それを信じて、時間をかけて話しかけてあげてくださいね。
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