ペルソナさんは　おやつ好きですか？　
あった方がいい？　健康の為にはなくても構わない？
我が家の昔の経験で、国立こども病院でのお話です。
沢山の入院患者の中には塩分やタンパクを制限しなくてはいけない子も沢山います。ある日、そんな子たちが「ケンタッキーフライドチキン」を食べていてびっくりしました。
看護師さんが教えてくれました。「この子たちは食事制限がありますが、どの子も普通のお子さんと同じにああしたもの（ケンタ）やおやつを食べたいんです。普段はそれを我慢しているんです。だから可能な子には、栄養士さんが1週間2週間の成分をやりくりして、出してあげるんですよ。」
なるほどなぁって思いました。毎日の積み重ねも重要だけど、週単位月単位でクリアすれば良いという考え方も必要なんですね。
入院しているこどもにとって、食べる事は最大の楽しみの一つなのですものね。心のお薬ですね。
うさぎさんも同じだと思っていますよ。
健康な時の栄養を考えるときは、日々ではなく週あるいは月単位で健康が維持できれば良いのではないでしょうか。
体重を見ながら、いろいろなものをとり混ぜてあげるのも良いですし、ペレットと牧草だけというのも安全に管理しやすくて良いでしょう。
もちろんおやつがメインになっては、栄養状態がよろしくなくなるので困りますが、飼い主さんと一緒に楽しい時間になる効果は大きいですね。
何事も程度問題ではないかと思います。　

その程度も、体重何グラム当たり何個というのじゃなくて、そのうさぎさんの本来のごはんの食べ方やウンチの状態、体重の変化などからみて、うちの子の場合を考える必要があります。
生後3カ月のウサギさんは、人間でいる離乳食の時期。お腹の様子と相談しながら、与えも良い時期です。アボガドやネギ類といった禁忌のもの以外なら、何でも良いかと思います。別段のお勧めといったものはないんですよ。果物事態に優劣があるわけじゃありませんし、第一うさぎさんにも好き嫌いがあるんですから。
我が家のバナナは、朝晩の健康状態のバロメーターとして使っています。欲しがり方や食べ方といった様子で、健康チェックに役立てているのですが、これはオスのシジミだけの話。メスのこゆきは「バナナそんなにすきじゃないも〜ん。だべるけど」だそうです。
こゆきの目安は「あまいあまい」（我が家流ネーミング）というおやつ代わりのニンジン蜂蜜味のペレット。
何かこうしたものがあると、便利と言えば便利です。また牧草やペレット以外にも食べられるものがあると、いざ具合が悪くなった時の食の選択肢が増えるというメリットもあります。
様子を見ながら、少しずつ試してみてくださいね。