ウサギ掲示板過去発言No.1500-202101-47
Re:Peterさん りんこさんへ |
投稿日 2012年11月14日(水)09時00分 投稿者 もぐら
Paterさん、りんこさん、こんにちは。 ウサギの歯の問題、ご心労お察しします。本当に難しい問題ですよね。 私も、麻酔でウサギを亡くしましたので、お気持ちは本当によく分かります。 あくまで、私の身近での例なのですが…… 私はアメリカでHRSのボランティアをやっており、私が世話になっているWisconsinHRSの代表者は、歯の問題はまず治療ありき、の立場です。 勿論、軽度の場合は様子見ということもあるのですが、牧草や生牧草を食べないレベルでは殆どの場合治療に踏み切る、といった感じです。 で、そのHRSが勧める獣医がいくつかあるのですが、この先生達も、歯を削ることに対して消極的、ということはなく、牧草が食べられないレベルならまず治療を勧めます。高齢ウサギでも同様です。 お二方が心配されているように、体力が落ちてからでは処置ができなくなる可能性がある、ということを恐れておられるわけです。 が、この先生方は、一週間に2〜3回はウサギの歯を削る、というようなベテランの先生方です。 削る時は、噛み合わせを考えて、色々と調整する、というお話も聞きました。 それでも、削った後数日から1週間くらいは、噛み合わせを気にして食べなくなるウサギもいるとのことです。 ウサギの骨は大変脆いので、口を大きく開かせるだけでも、怪我をさせることもあるかと思います。 麻酔の危険もあり、色々経験が必要な作業であろうと思います。 主治医の先生が歯を削る事に積極的でない、という場合、勿論先生のポリシーがまず一番だと思いますが、もしかしたらあまり経験がないのでやりたくない、という可能性もあるかも知れないな、と思いました。 すみません、お二方の主治医の先生を悪く言うつもりは決してありません。 むしろ、やりたくない、という気持ちがもし僅かでもあるなら、ウサギの治療はやらないで欲しい、と思っていますので…… もし可能であれば、ウサギの歯の治療に慣れた先生のセカンドオピニオンをとるのが良いかもしれませんね。 なんだかまとまりのない話ですみません。 何か参考になれば幸いです。 |
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