獣医師広報板ニュース

モモンガ掲示板過去発言No.1600-199807-4

ヤクとか飼育者の心構えとか〜
投稿日 1998年7月3日(金)01時18分 GREEN

こんにちはぁぁぁぁぁぁ。ぐりです。
こないだ寝てたら棚の上からアッカムイのやつにクルミの殻を投げ付けられました。
ひどいやぁぁぁぁぁぁ。(;o;)(ホントは中身を食べ尽くしたんでポイ捨てをしただけ)

☆ともさんへ

薬の話:

>でも無理やり与えると、ストレスになってよくないんじゃないかなんて、素人の私は思ってしまうんですが・・・
>それでも直すためには直接あげるべきなんでしょうか。それが飼い主の責任と言われればそうなのかもと思うけども
>・・・どっちもつらいなぁ。

うん、そのことを聞いてみたんですけど、直接与えたほうが腫瘍治療の面では効果的なんだそうです。
しかし、現在のところ、前記のような嘔吐、薬入りの餌を隠したり捨てたりする行動は確認されていないので
依然として投薬方法は変えておりません。
確かに追い回して捕まえて直接経口投与を行ったほうが確実なのですが、
キムの出現を待つタイミングや追い回すことで与えるストレスや危険性、
キムが起きてこないときには無理やりケ−ジからだして追い回して・・・なんてコストやリスクの事を考えると、
キムが自発的に薬を飲んでくれない限り、結果として今の方法(フ−ドミキシング)に頼らざるを得ないんですよ。
飼い主の責任としては過去に多くの命を奪ってきた僕としては自分的には、
1.飼育している生物を自分なりにできる限り幸せにする。
2.寿命までとはいわずもなるべく長期間生存させる。
3.その生物をなるべくその生物の生息していた環境に近づける。
4.飼育していた生物が死んだり、状態を崩したときにはその原因、対処法などを考える。
5.飼育したい動物があるときには事前に生態、生活史、飼育法などをよく調べておく。
6.その生物に対しはっきりとした飼育する目的を持ち、有効に利用する。
7.その生物が今の環境で飼育できるかどうかを検討してから飼う。
ということを念頭に置いております。
が、2と3はいささか矛盾が生じますし、今の方法は2に適するも3には大きく反します。
しかし、キムの長期間飼育や対腫瘍といったことを考えますとやはり3を犠牲にするを得ないわけです。
これが本当に正しいのかどうかは別として。

>それにしても、人には毒だけどアメモモには大丈夫っていうのはどういうことなんでしょうね。
詳しく聞いてみたい気がします。

ん〜、どうなんでしょうね。後で聞いときます。
僕が思うに、抗腫瘍剤はマウスのホルモンでありヒトのホルモンとは
化学的に構造やら機能やら違うからなんでしょうかねぇ。
一説にはサケホルモンはヒトホルモンの1000倍だとかいいますし。
ヒトだと過敏に反応してしまったり、否特異的に感知できるホルモン受容体の数が多かったり、
ホルモンの流れが違うことも考えられますし。
そういえば、内分泌学に詳しいさるお方が暗殺にはホルモン剤が一番といってましたっけ。
証拠が残りにくく、一番自然だという点で。
ということで・・・フッフッフ。(爆)

今ごろこういった情報を獣医さんに聞きだしたんですが、本来ならもっと早く聞きだすべきだったなぁ。
反省。
でも、こういった重要なことを投薬前の段階で教えてくれてもいいのになぁ〜。
インフォ−ム・ド・コンセントを怠ったのか
それとも僕のようにお馬鹿な考えを持つ輩がいるから余計なことを知られないために故意で?
なんてわけないか。たぶん。


タイリクモモの話:
ぅおお〜とうとう買ってしまいましたか!!!タイリクモモンガ。
おめでとうございます。かんぱ−い。( ^_^)/□☆□\(^_^ )
これからが凄く楽しみですね。イタズラものが増えたし(爆)
ラブリ−でフレンドリ−で羨ましい限りでし。
ちなみにアメモモは伸びやあくびはアッカムイが過去に何度か見せてくれただけ・・・
ちと寂しい。
見せてくれたときは感動するよりも「お前ネコだろ!!」って突っ込んでしまいましたけど。
ちなみに壁に体をすりすり擦りつけたりもします。
ちなみにともさんとこのタイリクモモとアメリカモモとの頭を含む胴体としっぽの対比はどのぐらいなものんでしょうか?
アメモモってよく背中に尾を付けずにだら〜んとたらしてますよね。
で、タイリクモモやホンシュウモモって尾を背中に付けてますよね。
ひょっとしたらアメモモはタイリクモモやホンシュウモモに比べて尾が長くて重いから背中に付けてないのかなと思って。

ということで、長くなりましたが失礼します。でわっ。
http://www2.marinet.or.jp/~kamui

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