鳥類掲示板過去発言No.1700-199810-23
真菌症ですか・・・ |
投稿日 1998年10月7日(水)21時51分 日向 忍
よしこさんはじめまして。 私も今年5月8年ぶりに飼い始めた小桜を消化器官真菌症で26日で落鳥させてしまいました。 その後、6月に2羽目・9月に3羽目を迎えたのですが、2羽目はかなり危ないところまで行きましたが、 なんとか今は完治しました。3羽目は、クラミジアのお薬の副作用で腸内菌のバランスが崩れ、 真菌が繁殖してしまいました。現在クラミジアとともに治療中です。 カビはやはりどの鳥にでもある程度は体内にいるそうなんです。 体力が落ちたときに繁殖して悪さを繰り広げるのですが、鳥専門医でもなかなか完治が難しく、 長引く子などは半年以上かかるそうです。しかも、長引きすぎると慢性化して、糞便検査で 検査してもわからない場合もあるそうなんです。(早期発見してちゃんと治療してれば1ヶ月じゃ死にません。) また、治ったにしても一度罹った子は、季節の変わり目や巣引きの後、老化などで再発しやすい とのことでした。2羽目は6月に来て、治ったのが8月。で、9月にまた再発しましたが、発見が 早かったため、完治しました。 吐くような仕草をしていたと言うことは、肺だけでなく、消化器官もカビに冒されていたんでしょうね。 あの姿は、本当に苦しそうで・・・・私もうちの子を見ているので、思い出すだけで涙がでます。 環境が良かったから長く苦しませたなんて言う獣医さん、ひどいですね。 県で一番と言われようが、飼い主との相性が合わない場合もあります。 信頼できない獣医はやめた方がいいです。 きっと、よしこさんのセキセイは必死に生きようとしていたはずです。それを手助けするのは 飼い主さんの愛情です。必死に暖めてくれるよしこさんの手の中で、セキセイは幸せだったと思います。 (うちの子も手の中で亡くなりました)自分を責めないで下さいね。 ちなみに、ご心配の伝染ですが、一緒のカゴで口移しなどで餌を与えあっていた場合や、 病鳥の糞などを他の鳥が食べていた場合は・・・・病院で健康診断を受けた方がいいかもしれません。 カビって・・・・結構くせ者なんですよね。症状が出た頃には手遅れのケースも多いので、 (うちの現在の2羽は信頼できる獣医に出会って、健康診断で病気が発覚しました。比較的早期発見) 鳥の様子はこまめに見ていた方がいいです。 らるろちゃんのご冥福をお祈りします。 http://www.din.or.jp/~shinobu/sakura01.htm |
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