鳥類掲示板過去発言No.1700-199811-56
とりあえず保温。 |
投稿日 1998年11月24日(火)08時58分 日向 忍@逃避中
やすたかさんはじめまして。 セキセイを保護されたんですね。 先にきょんさんと、卓ちゃんが説明されているので大丈夫だと思いますが、 逃げてきた鳥は、食事もままならず体力が落ちている可能性が高いので、 保温してあげて、まずは殻付きの餌と水をあげて下さい。 自力で食べられるようならそれで問題はありませんが、もし、食べてないようでしたら (うんちの数が1日15個以下ぐらい。下痢をしたいたら別。セキセイのふんは緑褐色で コロリンしているのが普通です。手でぴょっととれるぐらい) 強制給餌しなければならない場合もあります。 元気がないのが心配ですね。逃避行の疲れだけだといいのですが。 病鳥看護する場合は、鳥かごより虫用のプラケースの方が便利です。 鳥の体温は40−42度ですので、プラケースに入れ、 とりあえずありそうなアンカ・こたつ・ほっとカーペットなどで 鳥の羽の膨らみがとれるまで保温します。 (300円ぐらいで小さな水槽用の温度計を買うと便利ですよ。熱帯魚コーナーにあります) 膨らんだ鳥はかわいいですが、それは寒がっています。 また、羽をわきから離すようであれば、それは暑がっています。 熱射病に気をつけて、保温してあげて下さい。 体温を取り戻せれぱ食が自力で戻ることもおおくあります。 病鳥の1日は、病人の1週間と聞きます。悪化するのも早いので気をつけてください。 とりあえず、応急処置ですから、もし、本当に具合が悪そうであれば鳥を診られる 獣医さんを捜さねばいけません。(実際小鳥を診られる獣医さんは少ないです。) 後はきょんさんもおっしゃられるように、警察に届けて、飼い主を捜してあげて下さい。 その際に今までかかった費用は請求できるはずです。 取り急ぎのレスで失礼します(笑) http://www.din.or.jp/~shinobu/sakura01.htm |
|
|
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」 ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴) サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、 多くの人々に支えられています。 獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー 獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー
Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved |