人間のダイエットは、努力と理性と目標で成り立つと思うんですが
人間に強制的にダイエットさせられてる鳥にとって
こんなに迷惑な物はないでしょう。
…と、久美子の立場はわかるけれど、頼む、やせてくれ〜。
下腹部の黄色い脂肪をなくすのだ〜。（下半身デブなんだな、彼女。）

秋からずっと、「夜間餌箱外し」攻撃をしていたのですが
年末から年始にかけて、家族旅行の際、
お留守番の従妹にうちの子達（小桜・ボタン・リクガメ）を
預けるに当たって、「餌箱外し」は面倒だろうから悪いとおもって
頼まなかったんです。しかも、その1週間後に社員旅行でまた家を空けました。
そのときは、多めの餌と水とサーモスタット保温で
子供達だけでお留守番。ちょっと不安を感じつつ帰宅すると
みんな元気だった…が…。

久美子ぉ〜！54ｇからせっかく51gまで落ちてたのに
55gにリバウンドかぁ〜！！
彼女にとって、このお正月は、バイキング・パラダイス食べ放題サービス
だったのね……。

おかげで、先生に「2週間で-5g指令」を出されてしまいました。
久美子の場合、一応今の目標は48gなのですが、48gになっても
黄色い脂肪があるようだったら、更に減量。目標は黄色い脂肪を
なくすことなのです。ホントにつまめるの。脂肪が。

しょうがないので、更にバージョンアップしたダイエット法を。
題して「食事量制限ダイエット」これも、つらそう。

これって、単位がgだからよくわからないけれど、人間に換算して
kgだとすると、大変ですわね。
「はじめは54kg いっとき51kgまで落ちたが
お正月休みで55kgにリバウンド。
目標2週間で-5kg、最終目標は48kg　体脂肪が多いようなら更に減量」

■用語解説（名付けたのは私ですから正式名じゃありません！）
「夜間餌箱外しダイエット」
野生の鳥なら、昼間しか餌は食べない。
というわけで夕方から翌朝まで餌箱を鳥かごから外してしまう。
久美子だけやると不公平なので、となりの千恵蔵の籠からも餌をはずす。
「小桜にしては体重が軽い」ため、ダイエットは必要ない千恵蔵にとって、
ものすごくめーわくなダイエット。
「食事量制限ダイエット」
夜間餌箱外しをしたうえで、朝の空腹時に体重を測っておく。
それでまず一週間、１日7gの餌（先生の指示による）を餌箱に入れる。
一週間後、同じように空腹時に体重を測り、減っていればそのまま
１日7gの餌をあげる。もし減っていなければ多いということだから
１日6gに減らす。手乗りじゃない久美子を朝の出勤前に体重測定するのは
なかなか大変です。よけいすねて、人間不信に。しかもこのあいだ、
強くつかみすぎて、今食べたばかりの青菜を吐かれてしまった。
くちばしから青汁。きゃぁーっ！ごめん。

久美子を吐かせるわ、千恵蔵のくちばしから流血させるわ
どーもわたしはやることが、ソコツで、いかん…。