獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-199901-77

文鳥危機一髪・タマゴ詰まりの恐怖とメス鳥へのスキンシップの問題
投稿日 1999年1月25日(月)22時38分 緋牡丹のお久美(じゃ、しばらくこれで。)

(サスペンスドラマじゃないんだから)

2週間前になりますが、文鳥さんのタマゴが横につまっちゃって
今日、明日の命、という話し、おぼえてらっしゃるでしょうか。
先週末、また病院に行ったので、その後を聞いて参りました。

結論から言うと、助かったんですって!!
よかったよかった。もう、本当に、あの晩死んじゃうんじゃないかと
人ごとながら一緒にうるうるしてしまいました。
タマゴを割って、中の黄身・白身を出し、殻もピンセットで引っぱり出し、
という形ではありましたが、タマゴは無事取り出せたのだそうです。
ただし「腫瘍ができてるみたいで、それでタマゴが横になっちゃったみたい。
だから、根本的な解決にはなってないんだけどね。」(先生談)
という事でしたが。
でも、本当に文鳥さんが生きていて良かったっ!と
自分の子が助かったみたいに晴れ晴れとした気分で病院を出ました。
(自分の子はまだ通院中だってのに。)

メスの子は身体をなでなでしちゃいけないなんて知ったのは
私も最近なんです。
前飼ってた、私にベタ惚れしていたメスの子は、いい子いい子すると
ぷいっとお尻をあげたポーズでかちんこちんに固まってしまうので
「なに〜?どしたの〜?」と、つんつん、つついて遊んでしまいました。
今から思うと、あれは私の求愛(なでなで)に答えてくれた
「おっけー・」のポーズ。恐ろしい。
そうやって彼女はどんどん無精卵を量産し、体力をムダに落とし、
しまいには生殖器系の病気で亡くしてしまいました。
でも、その因果関係がわかったのも、つい最近。
彼女が死んでもう4年位たってからの事でした。

と、いうわけで、メスの子の身体はなでなでしちゃだめよ。みなさん。

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