獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200003-134

雛の餌一例
投稿日 2000年3月31日(金)01時59分 sutemaru

kaさん こんばんは

鳥によってはケージの底で育てても良いと思いますよ(^^)。
自然界では巣箱もありませんし、それだけに危険もあるでしょうが、人間がよかれと思ってしてあげても、気に入ってくれない子もいますものね。
結構雛も丈夫なもので、孵り切らない子の卵の殻を剥いて外界に出してあげたり(カナリアでしたが)、水飲みに落ちてしまっていた雛を蘇生したり色々ありましたが元気に大人になりました(*^^*)。

》もしよろしければ参考までに、乳飲子(?)の餌のレシピなど教えていただけますでしょうか?
今の時代、色々便利な物が出ていますが、私はふやかした泡玉、ゆで卵の黄身、カルシウム、ビタミン、青菜など身体によさそうなものをすべてを擂り鉢ですりつぶし、とろとろにして親の体温くらいに温め、初めの頃は嘴の大きさも余りに小さかったので、指の間に餌を挟むような感じで雛に与えていました。
そ嚢は丸見えですから、餌の量は充分に与えられますが、二時間もつかもたないかでしたので、夜中もしばらくは二時間置きくらいで与えていました(この時本当に母親は偉いなーとつくづく思いましたものね〜〜〜)
餌の各々の量は、適当でしたので、明記出来ませんが、成長にあわせて配分は変えて行きました。
親鳥が自分で食べたものを子に与えるのですから、その辺を参考にして、作ると判りやすいかも知れませんね。
ただし人間が与える物は、消化の能力など親がちゃんと与える状態では無い事を考えに入れないといけないと思います。
幸い食い意地のはった子達でしたので、一羽以外は元気に育ってくれました。
目が開いてきた時は感動でしたね(^^)
役得役得と思いました(^^)
この感動があるから止められないのでしょうね(^^)





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