はじめまして、現在　鳥さんの天敵とも言える猫飼いですが、
その昔、総勢３８羽のセキセイ軍団と暮らしておりました。
今日はじめて鳥類ＢＢＳを覗き、あの頃の事が懐かしくて・・・

　３８羽のうち２羽だけ手乗りで、私が家の中で箱入り息子のように育てましたが、
後の３６羽は父のインコで、ワイルド・マッチョな軍団は年中屋外で暮らしてました。
真冬の朝、飲み水が凍っていても日の出と共に「水が飲めねぇじゃねぇか！メシはまだか！」と
氷をガリガリかじり、餌入れをくちばしで持ち上げ、ガシャンガシャンと床に叩きつけ、
ギャアギャアとそれはもう賑やかなこと・・・

毎週、セキセイごとカゴをホースの水で洗うのも、ワイルド軍団には待ちに待ったお楽しみのようで
さすがに冬は寒かろうと気を使い、インコに水が掛からないようにと気を使っても、我もわれもと
先を争い、彼らにとっては滝のような流れの水を浴びていました、鼻に水が入りブシブシ言いながら、
まるで荒行のようでした。もっとも、水鳥のようにどんなに濡れても、パシッと水をはじいてましたが。。

手乗り２羽も水浴び大好きでしたが、こちらは毎日お風呂のお湯をかけて貰うというもので、
なんとも、おぼっちゃまくんでした。。。
どちらも幸せだったら良かったんだけど、ほんとのところどうだったのかな？

　ある年、だいぶ離れた所の養護施設に大きな飼育小屋ができ、そこの園長と知り合いであった
父は、冬を何回か屋外で越していて丈夫な何羽かを分けてもらえないかと言う話しに、
どうせならまとめてと、軍団すべてを譲ってしまいました。
小屋がでかすぎて、数羽では寂しいし、３６羽の仲もうまくバランスもとれていて、まるで野生のセキセイの
群のようになっているものをバラバラにするのも・・と考えたようです。

　その後、私の手乗り２羽は、１羽は天寿をまっとうできたものの、もう１羽は残念な事に
留守中、窓を開けて家の中に入ってきた、近所の飼い猫に獲られてしまいました。
イタチやへび、野良猫など敵は多かったものの、まさか窓を開ける動物がいるという事は
予想していなかったので、、、私の不注意で本当に可愛そうな事をしてしまいました。
（うちの猫もふすまを開けます。２階の窓も泥棒の入れない窓も、猫なら開けて
入るかも？鳥飼いの皆様気をつけて！！ちなみにうちの猫は完全室内飼いです、ご安心を）

　その後、仕事が忙しかったりで、雛からゆっくり育てる時間もとれそうに無く、
セキセイのいない生活をしてきて、ひょんな事から猫飼いになってしまいましたが、
今でも、また飼ってみたいなあ・・と思ってしまいます。（今は無理だけど・・・）

　そお言えば、変な癖と言えば、菜っ葉入れの菜っ葉を引っこ抜き、容器の中に頭を突っ込んで
グチュグチュ何やらつぶやき、だんだん黒目が小さくなって興奮しギャッ！ギャッ！と
叫んでいたかと思うと何時の間にか、頭を突っ込んだまま寝てしまうというのが軍団にいました。
新しい菜っ葉を入れると必ずやってくれましたが、あれはなんの意味があったんだろう？？

　初めてで、長々とごめんなさい・・・只、本当に懐かしくて・・・