鳥類掲示板過去発言No.1700-200011-93
毛囓り |
投稿日 2000年11月19日(日)00時37分 くらら
原因が、3つに分かれます。 ピーコちゃんの場合どちらか良く観察して、よくお考えください。 うちにいる小桜インコも毛を囓る子がいます。 原因は心因性、私との関係が不十分なことから起きるストレスによるもので 彼女のエスカレートするわがままに私がついて行けなくなった時から始まりました。 毛を囓る原因は1つが心因性、もう1つが病気(寄生虫など)最後は餌の配合ミスと ビタミン摂取の不適当があるのだそうです。 心因性:主に飼い主との関係が変化したことからおこる場合が多く、雄の場合は テリトリーに侵入してきた別の鳥に対する敵対心がこうじて起こることもあるそうです。 飼い主として、なにか変わったことがなかったかどうかよく考え、鳥のストレスを なくすように心がけるといいそうです。 病気:寄生虫などが体の中にいて、気持ち悪いと感じるのでしょうか。 いらいらして毛を囓ったりするそうです。飼い主に対して、以前と違った行動を とったり、なにかいつも起こっていたり、まわりの鳥たちに対して、喧嘩ごしになったり、 攻撃的にもなるそうです。この場合は、病院へ行き適切な処置が必要です。 餌が不適当名場合とビタミンのバランスが悪いとき:過度に脂肪をとると、羽根の根元の部分 に沈着が起こり、羽根の付け根の部分に違和感を感じるのだそうです。 そのため羽根に執着したり、囓ったりするようになるそうです。 また、ビタミンAの過剰摂取でも、皮膚に変化が起こり、鳥が違和感を感じます。 過度の脂肪やビタミン剤の与えすぎは禁物です。 バランスの良い餌を食べさせましょう。好きだから・・・・という行為は、 結局かわいい子の命を縮めることになりかねませんから。 病院でのそのう検査ですが、 鳥専門の先生の所(私が見たのはこの方法のみですが)、細長いカテーテルの先端に 注射筒を取り付け、カテーテルを鳥のそのうに誘導します。 注射筒を引き、そのう液を採取して、顕微鏡で観察します。 慣れた先生ならあっというまにそのう液を採取してくださいますが、 不慣れな先生なら、時間もかかり、鳥に負担でしょう。 そのあたりは、よくお考えください。 ショップから連れてきた子は、うちで産まれた子と違い、 いろいろな鳥と一緒にいた可能性があります。 そして、いろいろな寄生虫やそのたの感染の危険がいっぱいです。 それは仕方のないことだと思います、ショップがどんなに気を使っても 感染は起こると思います。 そのため、ショップから連れてきた子は健康診断に連れていきましょうと 言われているのだと思います。 オオホンセイではないのですが、 ワカケホンセイの雛に、ウイルス性の病気が多数見つかり、一時騒々しかったのですが、 ピーコちゃんはいつごろお迎えになられたのでしょうか? |
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