鳥類掲示板過去発言No.1700-200109-63
Erikaさんへ |
投稿日 2001年9月30日(日)22時47分 ムックン
こんばんは。 日頃、セキセイの世話をしていて思うことは、オスに比べてメスのほうが怒りっぽく、ちょっとしたことですぐに噛み付いてきたり、ギィギィギィと大鳴きするということです。なので、最初にErikaさんの書き込みを読んだとき、"メスかな?"って思いました。そして今回、ろうまくの色が"青白い"と表現されていますが、オスの場合、幼鳥でも青白いという表現にはならないので、病院の先生には"オス"といわれたとのことですが、私は"メス"ではないかなぁと思っています。 なぜ、オスメスにこだわるかというと、それによって状況が変わってくるからです。オスかメスかはっきりしてから、もう1羽迎えるかどうか決めた方がいいように思います。 今いる仔がオスだった場合: 現在、我家にいるオスたち6羽は、さほど大きくもない籠の中に全員一緒に入っていますが、特に問題は起きていません。来た時期もバラバラで、雛を買ってきては、次から次へと、籠の中に加えていきましたが、先住者がいじめることもなく、受け入れてくれましたし、歌を歌いながらチュッチュッしていたりします。私の経験からすると、オスに関しては、年齢はもちろんですが、相性も気にすることはないようです。 今いる仔がメスだった場合: オスを迎え入れると、いずれ発情してしまうので、繁殖をするつもりがないのなら、避けた方がいいかもしれません。で、問題は同性の場合です。メスはオスに比べかなり相性が問題になってきます。 以前いたメス2羽は同じ親鳥から生まれ、ずっと一緒に育ててきたにもかかわらず、成鳥になるに連れ仲が悪くなり、特に春先の発情シーズンになると、もの凄い喧嘩をするようになりました。もちろん別々の籠に入れ、放鳥もべつべつにしていましたが、ある年の春先、ちょっと目を離した隙に1羽が噛み付かれてしまい、その怪我がもとで死んでしまいました。雛の頃から一緒に育てていても、成鳥になって性格が出てくると、気が合わなくなることもあり、このように死を招いてしまうほどの喧嘩にもなりますので、雛のうちから相性のいい仔を探すのは難しいと思います。また、逆に、凄く仲がよくて、お互いに刺激しあって、ぼこぼこ卵を産むようになってしまったメス同士もいました。なので、今いる仔がメスなら、このまま1羽飼いの方がいいのではないかと思います。 とはいっても、現在いるメス2羽は同じ籠に入っています。1羽は最近成鳥の仔を迎え入れたのですが、2羽とも成鳥での面通しだったので、喧嘩もせずうまくいっています。 最後に、オスでもメスでもそうですが、1羽飼いのときは、あまり人にベタベタにしない方が良いようです。メスなら、人の声に発情して卵を産むようになってしまいますし、オスなら、ゲロゲロと大量に餌をはくようになってしまうことが多いからです。 |
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