獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200202-10

鳩の看病
投稿日 2002年2月7日(木)22時05分 なみせき

思ったことだけ書き込みます。(すいません、今時間がないので)
鳥が弱った時には28度〜30度くらいにして下さい。
鳥の体温は42度です。その体温がどんどん下がった時に鳥は弱くなって生き死に至ります。
またファンヒーターの温風はあまりよくありません。理由は鳥はそもそも空気のきれいなところに
住んでいるので石油の臭いがするような一酸化炭素?の空気は暖かくてもあまり良くないのです。
一番良いのは部屋全体をエアコンで暖めて電球やライトで直接固体に光を当てます。
また一番いいのは白熱灯(かなり熱くなるので火災に注意して下さい)を当ててあげること。
これなら当たっていると暖かく空気は石油よりはきれいです。
また電球は半分だけが当たるようにして、鳥は熱ければ当たらないところへ移動し、
寒ければ当たるところに移動します。
半分だけ(半分ですので注意!全部だと死にます)こたつにいれるのもいいです。
いつも明るいのは良くありませんが鳥は明るくても眠れます。
また食べ物がいつでも食べられるようにそこにまいておきます。明るくしておくことで
いつでもエサが食べられます。お水も忘れずに。
鳥は数時間食べないと即危篤状態になります。
病床の鳥が良くなるには温度・摂取するエサがあって初めて回復に向かいます。
このどちらかが足りないと死んでしまうのです。

追伸:発情の件ではご存知だったのに余計なことを申し上げてしまい申し訳ありませんでした。
皆様の鳥が元気で幸せに長生きすることを祈っています。

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