鳥類掲示板過去発言No.1700-200202-47
手術の怖さ、知っています。 |
投稿日 2002年2月19日(火)12時47分 ムックン
手術そのものがどんなに簡単なものであっても、命の保証はできないことは充分承知しております。こんなに体の小さな生きものですから、注射1本で死んでしまうことだってあります。 以前、翼に悪性の腫瘍ができた仔がいました。助けるには翼のほとんどを切断しなければなりませんでしたが、このままでは確実に死ぬということが分っていましたので、その場で決断したこともあります。 そして、今回の場合、先生からは一切手術の話はなかったのですが、私には「ヘルニア→脱腸・手術」「現状維持→不可能」という知識しかありません。専門的な知識のある先生がすすめないものを、たったこれだけしか知らない私には決断できません。その仔の命を預かっている私には、いい加減な決断はできないので、それは仕方のないことだと思っています。それで ヘルニアについてもっと詳しく知る必要があると思い書き込みをしたのです。周りには手術をした人がいないので、もしそういう方がいらしたら話もきいてみたかったです。 何かわからないことがあったとき、情報を集めるのは当然のことだと思います。その中で、自分なりに判断していけばいいと思っていましたから・・・。 私はここで、どうしたらいいのか教えてほしかったわけでも、この仔のヘルニアがどういうことが原因でおこっているものなのかを教えてほしかったわけではないのです。私自身、患者を診てみなければ、詳しいことは分らないということはよーく分っています。 ただ単に、ヘルニアについての知識がほしかっただけです。現実を知りたかっただけなのです。 |
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