獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200212-40

まいさんへ
投稿日 2002年12月9日(月)00時16分 sango

私が行っていた方法です。

保温/加温には100ワットの白熱球を使います。
段ボール箱を横にし、前面にはバスタオルをかけ密閉はしません。
(そのほうが温度の調節がしやすいです。)
鳥かごごと段ボール箱に入れ、カゴの横に100ワット電球を置きます。
ソケットは陶器製の物を木材にネジで固定して使用します。
補助的にペットヒーターやヒヨコ電球も併用しました。
この方法で巣引き用サイズのカゴでもかなりの温度まで加温できます。
段ボール、タオルとも白熱球が直接接触すれば火事になる恐れがあるので
電球にカバーをつけるなど、その対策はする必要があります。

もしくは
45・水槽を横置きにしてカゴごといれ、前面にアクリルの板を立て掛けて扉にします。。
暑そうな様子ならアクリル板をずらして隙間を作ります。
大きめのペットヒーター(60ワット)を取り付けてあるので中はかなり暖かくなります。
羽根を膨らませるセキセイインコが、この中では暑くて翼を浮かせるくらいです。

私がお世話になった獣医さんは60×30×30センチの水槽を横置きにして使い、
「小鳥の入院室」を自作しておられました。
穴をあけたアクリル板で100ワット電球を置くスペースと病鳥を収容するスペースを仕切り、
レールをつけてガラス蓋に把手をつけたもので引き戸式の扉にしていました。
中の鳥が暑そうならば、電球側の扉を開けて調節します。

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