獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200503-74

ガスの正体について、回答ありがとうございます。
投稿日 2005年3月10日(木)23時19分 投稿者 みなみ

私の興味の範囲でのご質問に回答していただいてとても感謝しております。

確かに鳥飼いさんの言うとおり、毒ガスの発生と成分を知ることにはあまり意味がないとは思ったのですが、ナゾの毒ガスでは非常に気持ちが悪いので、このように質問させていただいた次第です。

投稿したあとに自分でも調べてみましたが、プロキオン先生の載せてくださった物質名は見つけられませんでした。樹脂ということなので、上げられた物質以外にも同定されていないたくさんの種類の化学物質が放出されていると考えた方がよさそうですね・・・。非常に残念ですが。また、自分でももう少し調べてみてどのようなものが見つかっているのか調べ、今後の知識としたいと思います。

あるページで、外国(アメリカ?)の記事だったと思いますが、とっさにステロイド剤を打って中毒症状を危機一髪で回避できた例があるらしいです。全ての鳥にこの処置はできないと書いてありましたが・・・。しかし、中毒後、20分前後で肺に血が溜まって窒息死するということでしたので、もしすぐに病院に連れて行ったとしても助かる見込みは非常に少ないのでしょう(時間的に)。

もしかしたら、生活が便利になるほどに化学物質による暴露が避けられなくなるようであれば、こういった化学物質の暴露にいち早く影響を受けるのは鳥類になるのでしょうね。
まだ学生なのですが、「化学物質中毒」に鳥類はことに敏感であるということを知ることができましたので、もう少し自分で調べ、これが将来臨床に立ったときに生かされるといいと思います。

とても勉強になりました。どうもありがとうございます。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。