鳥類掲示板過去発言No.1700-200505-24
Re:手に乗らなくなった小桜インコ |
投稿日 2005年4月15日(金)11時09分 投稿者 老婆心
鳥飼いさん、ろきゅさん、ありがとうございます。 おかげさまで件の小桜は、私に対してはまずまず元に戻り 下の子たちには、不用意なことをしなければハミハミもするようになり 追いかけた上の子には、指を出しただけで威嚇する、というある意味とてもわかりやすい態度です。 夫などは不在でよかった、ということになりましょうか(笑) 今後はもう少し慎重に扱ってやらなきゃな、と思っています。 初めてトリを飼ったのは40年近く前、軽トラのトリ行商のおじさんから白文鳥の雛でした。 以来飼ったのは桜文鳥・セキセイインコのみです。 十姉妹や金華鳥・カナリヤ(最近見ませんね)・九官鳥などは覚えていますが、ボタンや小桜 もっと大きいオカメやヨウムなども、昔から普通に飼い鳥としていたのでしょうか? みな初めは手乗りでしたが、うまく番になって雛を孵すと全部手乗りとして面倒をみるわけにいかず 初代くらいまでは名前もつけていたのですが、次代くらいからわけがわからなくなり 父が外に作った木枠に金網の小屋に入れてやったら(意見交換掲示板にもありましたね) 級数的に増えました。 最盛期には40−50羽いたはずです。なんかこう、ヒトとトリ一羽一羽との関係が薄くなると 野生にかえって元気になり、雛を孵すのが上手になるって感じでした。 病気になって、持っていた唯一の飼育本(詳しい小鳥の飼い方、とかいったかな)には なんでもかんでも「ひまし油を云々」とあり、そんなわけないだろうと トリ行商のおじさんの店(というか小屋)に出かけて聞いたこともあります。 でも当時は薬もなかったし「他のトリと分けておけや〜」がせいぜいでしたね。 その本には卵詰まりの時は、ひまし油をこよりで肛門に入れるか、お腹を探って やさしく(!)殻をつぶしてやれと書いてありました..... 長じてトリとは縁のない暮らしでしたが、子供のラジオ体操の帰りに手乗りの黄色いインコを 拾ってしまい(近所の子供に聞きまわってもらったのですが飼い主見つからず) その用品を買いにいくうち、ふと目があってしまったのがその小桜です。 もう昔のように飼うことはできないからこれ以上増やさない、と宣言していたのですが 「見て見て見て〜」とケースの中でゲーゲー鳴いているのを見るとたまらなくなり 二週間通って、毎日「売れちゃっていたら縁がなかったんだ」と言い訳し だんだん羽が生えてきてヒナヒナでなくなってきたので、がまんできなくなり連れて帰りました。 最新の(?)飼育方法というのか、飲み水に垂らすビタミン剤あり、ドッグフードのような 配合飼料あり、トリ用のおやつあり。 インコ類は部屋温度を25℃に保てとか、専用のヒーターまであるので驚きました。 昔、外の小屋で殻エサとハコベ(ひよこ草ともいいました)とボレー粉だけで 冬でも元気に繁殖していたのはなんだったのでしょうか。 でも結局うちのセキセイ・小桜、二羽とも今風に過保護なのでしょう。 (トリ様専用に豆苗を購入しますし、時々ペレット餌もやります、冬の間部屋でぬくぬくでした) 二羽っきりなのでオスのセキセイは小桜にちょっかいを出し、うっかりしてると小桜は羽を 広げちゃうからカゴも離しておかないといけません。 セキセイはおしゃべりインコなのですが、小桜の声をおぼえてしまい、自分の鳴き声をする暇がないです。 小桜はここらで野生化している(東京工業大学のインコのお宿で有名な緑色の)インコが通ると 鳴いて呼びかけています。 かように、人工的な環境下でかわいそうなのかなぁと考えたりします。 まさしく老婆心の繰り言でした。長文失礼しました。 |
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