長くてゴメンナサイ。

＞ふーみさんへ。

１種１属とは生き物の分類のお話になります。よく聞く言葉だと思いますが、
我々人間は「哺乳綱（哺乳類）」という大きな生き物のグループの中で、
さらに1ランク下位の「霊長目（霊長類）」といわれるグループに所属します。

これがセキセイインコの場合は「鳥類（鳥綱）」という大きなグループの中の、
さらに「オウム目」といわれるグループになります。

もっと下位の細かいグループに分類してゆくと、

人間は「ヒト科」「ヒト属」「ヒト」
（ヒト属のヒトである我々をホモ・サピエンスといいます）。
セキセイインコは「インコ科」「セキセイインコ属」「セキセイインコ」。

それぞれの一番最後に来る「ヒト」や「セキセイインコ」が「種」の名前です。

例えば「属」が一緒ながら「種」が違う例でいうと、

「ボタンインコ属」の「種」には、コザクラインコやルリコシボタンインコ、
キエリボタンインコ等がいます。
属が一緒のコザクラとボタンの間では雑種の仔が産まれます。（これが種間雑種です）

「ヒト属」や「セキセイインコ属」の種は、それぞれ現在「ヒト」と「セキセイインコ」
だけしかいなくて、いわゆる種を超える愛があっても雑種は産まれません。

現実にはコザクラとボタンのかけ合わせして産まれた仔を「ヤエザクラ」と称して
飼育している方々もいます。良し悪しはいちがいには言えず、私もよく分からない
部分でありますが、産まれても弱い仔だったり、成長しても生殖能力が無かったり、
といった話があるようですね。
わざわざそんなことをしなくてもよいのではないかな？と個人的には思っています。

＞老婆心さん

というわけで（どんなわけだ！？）我が家にはボタンとコザクラがいますが、
繁殖させないことを前提にしています。カゴも分けて、同時の放鳥を避ける、とか。
コザクラとボタンでは一般的には体格が一回り異なりますので、
かけ合わせの場合にはメスが小柄（ボタン）だと大きな負担になりかねませんよね。

＞あおさん

ご愁傷さまでした。そばにいた暖かい命がいなくなってしまう寂しさは、
この掲示板をご覧になっている方々なら誰でも味わっているのではないかな。
悲しい時には無理せず泣いて、自然に次の気持ちに切り替えられればよいですね。