返信、ありがとうございます。

琉球めだかは現在、ごく一部（山原）にはいます。山原種です。
このブリーダーさんはけっこうたくさんいて、流通しているのはほとんどこの種類です。
川で捕ってきて、自分で増やして売っているみたいです。

あと、米軍基地（嘉手納弾薬庫といって、爆弾が山の中にたくさん置いてあり、
一般の人が出入りできない所）の一部に、かろうじて生き残っているみたいです。
その仲間がうちの子たちです。遺伝子と体型が違います。

人間が入れないから、生き残っているんですね。でも、立ち入り調査できないので
現在も生き残っているかわかりません。複雑・・・（−−）

いろんな理由があるでしょうが、琉球めだかに関しては、グッピーの投入と
河川工事でしょうね。
野生のグッピーも（庭で）育てていますが、成長のスピードが違います。
琉球めだかが孵化しても、赤ん坊グッピーに食べられてしまうでしょう。

あと、泳ぐ力の少ない琉球めだかの子供たちは、河川工事によって
直線に、早い水流で流れる川では、流されてしまってダメでしょうね。


私も増えたからといって殺すのは賛成できません。
地元の一部には「湧き水のグッピーをぜんぶ捕って、琉球めだかを放流しよう」
という意見もありますが、私は反対しています。

彼らも人間によって連れてこられた被害者（魚）なのだから
それはそれで、これ以上いじめないようにし
琉球めだかは琉球めだかで、奪ってしまった彼らの楽園を
人間ができる限り自然に近い姿で再現する責任がある、と考えているからです。

家を建て替える時に
庭に琉球めだかを放流できる「川」を作りたいと思っています。
井戸の水を利用するつもりなので
グッピーなど（地下水からの）の他の魚の侵入を防ぐ方法を
探しています。

上手くいったら、子供たちが遊びに来て、メダカや自然の生態系にふれられる
場所にしたいと思っています。