一つ気になりましたのは、湧き水に戻すと言うことなのですが、湧き水は色々な成分も有るでしょうし、そう言う事が色々な原因に関係ないという事で考えてみましょうね。

人間もそうですが、金魚の体液も塩分濃度が有ります。
今の状態がどの程度の濃度の塩水か判りませんが、淡水魚と言う事でも、体液に合っているか、低いか高いかでも影響はあると思います。
海水魚でも体の塩分より海水の濃度の高低が左右し海水の比重が大きくなると（比重は海水と真水と比べた時の重さ。濃くなると）外に出て行く水分が多く、その逆は（薄くなると）体の中に水分が入ってきます。海水魚は1.025前後の比重の海水で生活していますから、それより高くなると体の水分が出て行き細くなり、低いと水脹れ状態になります。海水魚はその分水分を飲んで補給し、淡水魚は身体に水分が入ってくるので殆ど水は飲まないと言うことになります。
塩浴は金魚の体内塩分濃度に近づけてあげるのが目的で、その理由は体内濃度に合っていれば水分の移動がなく、金魚にとって楽でもあるわけですね。健康ならさほど苦でない体力の消耗も、弱っている時は体内の塩分濃度を調整するのは辛い事もあると言う感じでしょうか。
今回これが当てはまるかどうかは判りませんが、湧き水がどのような状態のものか、環境がわかりませんが、綺麗な湧き水かどうかも判りませんので、それに戻すと出てくるようでしたら、そちらも調べた方が良いかもしれませんね。今地球は汚れていますからね。