sharakuさん　

私の住んでいる地域でも、今年の夏はクマゼミとアブラゼミがあちこちで大合唱をしています。
公園では、大音響で頭の中でグヮングヮンと響いています。１本の木に何十ものセミがしがみついて。(^_^)

最近の地元紙でセミの種類の変遷と自然環境の変化についての記事がありました。
夏の初めに鳴き始めるニィニィゼミの声は、ここしばらく聞いたことがないような。
ニィニィゼミから始まって、アブラゼミやクマゼミ、ミンミンゼミやツクツクボウシへセミの声で季節の移ろいが感じることも少なくなって来ているのは残念ですね。

セミの種類によっても好む木（樹液の味）があるようです。
クマゼミは、栴檀（センダン）やカキやミカンなどの木を好み、アブラゼミは、サクラやナシなどのバラ科の木を好むようです。
市街地でセミが好む木が少なければ１本の木に集団に集まる事になるのでしょうね。
それらの木の根本には、セミの幼虫が出てきた穴がボコボコあいています。

セミは昼行性ですから基本的に、夜は木にとまっていても一定の温度や明かりがなければ鳴かないといわれています。
ですから、木に止まっていても案外気がつきにくいですね。
ちなみに鳴くのはオスだけ（配偶行動）です。

夜、庭木に水やりしていいてセミに水をかけてしまったら、アブラゼミが「ジジッ」と怒ったように鳴きます。

京都市ではセミの抜け殻で自然環境の変化調査を行っているようですね。
http://www.kyoto-21.com/shisyokuro/semigara2005/index.html