獣医師広報板ニュース

爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200103-13

ビタミンC、その他
投稿日 2001年3月11日(日)22時03分 とこまだしよ

サバンナちひろさん、するどい突っ込みありがとうございますぇん。
takibiさん、若干訂正です。

お返事おくれました。まだ本調子ではないので、またポカやるかもしれませんが
よろしくお願いします。

まず、前回述べましたが、ビタミンCは、爬虫類の腸内や腎で・・・。
と言ましたが、一部ビタミンB1と混同してしまいました。
正しくは、ほとんどの爬虫類は、ビタミンCを胃、腸及び腎臓で合成できます。
腸管内のマイクロフローラによってビタミンB複合体が合成されます。

薬で寄生虫を駆除する事によって・・・。
一概に「寄生虫を駆除」というところが答えにくいので、というのも
寄生虫といっても、いろいろな種類があって、薬もそれ以上にいろいろあるもの
ですから。ただ一般論として、容量用法をきちんと行えば、悪影響を及ぼすこと
は、殆どないといえると思います。
抗菌剤として使用することもある、抗原虫剤でもあるメトロニダゾールでも、腸
内の菌に作用しますが、いわゆる悪玉菌に特に効果があり、消炎効果もあり、蛇
にはある容量では食欲増進作用もあるすぐれものですが、キケンもあります。
抗菌剤に分類できるが、抗菌剤としては使用しない、イベルメクチンも殆ど腸内
細菌には影響しないのではないかと思います。
ただ薬である以上、体質によってどうしても合わない場合も絶対にないわけでは
ありません。
また全ての薬を使ったわけではないし、むしろごく限られた薬しか使ったことが
ありません。また、腸内細菌に関する研究をしたわけでもないので、断言は
できません。
確かに、他のサイトでそのようなことが、述べられていたりしますが、どれも
この薬で、という記述がなく、無知な私には意味不明です。またイベルメクチン
に関しても、血液脳関門の問題から、カメ類には使えないとされているのですが
どうみても、獣医師とは思えない人のサイトで、遊び半分に再考してみようと
いう軽い乗りで言っている方がいましたが、先人が全て正しいとは、もうとう
いうつもりはありませんですが、どのくらい資料を読んでおられるのか心配に
なるところもありました。

なんか話しが大きくそれてしまいました。
サバンナちひろさん、答えがわかりにくく申し訳ありません。
もう少し、しぼっていただくと、答えやすいです。
知識が限られているので申し訳ありません。

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