爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200211-2
栄養食 |
投稿日 2002年9月1日(日)21時54分 とこまだしよ
カメ太 さん 確かに、去年と言うか、’01年度の冬眠は紙一重だったかもしれませんね。 こんな偉そうなことを言っていても、実は去年、一昨年購入したニホンイシガメ を、夏場調子が良かったからと、そのまま冬眠させ、春先に死亡させてしまい、 おしかりを受けたことがあります。 ご指摘の通り、海水魚はそこに多く含まれる脂肪、またビタミンBを壊して しまう酵素の問題で、淡水系のカメにはよくありません。 川魚(勿論フナやコイも)、ザリガニ、川エビ、カタツムリ、ナメクジ、 ダンゴムシ、ミミズ、みな良いえさでありと思います。 しかしこれらは寄生虫を運んでくる可能性が非常に 高いのは既に申し上げました。 (ニジマスは淡水魚ですが、それのみでは良くないかもしれません。 また、本来ビタミン、ミネラルを多く含む内臓は、彼らの好物のはずですが、 やはり、自然を忘れているのでしょうか?) これらは、本来彼らが野生の時の主食ですから、これらを食べて寄生虫が 入ってもがどのくらいの問題を起こすかは、もっと多くの研究が必要でしょう。 つまり、直ぐには問題を起こす事は少ないと思いますが、冬眠明けの 弱った個体には辛いかもしれませんね。(但し、本人には聞いていない。) 個人的な意見として寄生虫の寄生は、その生体に多かれ少なかれ 影響を与える事は間違いありません。 逆に人工飼料は、信頼のおけるメーカーのものものでなければ、かえって 栄養障害を起こしてしまう可能性があること。 また種類によっては、なかなか人工飼料になじんでくれないこと。 実はうちのキボシイシガメもなかなか人工飼料になじんでくれず、 結局、産卵期前にはザリガニやドジョウ、フナなどを与えてしまいます。 (幼体はニホンイシガメ子のに習って、抵抗なく人工飼料を食べています。) ということで、栄養価が高い人工飼料としては、淡水肉食魚用のエサが よいのではないかと思います。(アロワナやナマズ用その他のえさ) 難点としては、ちと高い事です。 私は経済的な問題と、カメを太らせて出荷する気がないので、これまた 長期にそれのみを使ったことはありません。 ディスカスバーグなども興味を持っています。 この前申しあげた通り、私の推薦は比較的マイルドな冬眠です。 数年かけて色々なやり方で冬眠をさせてみたのですが、やはり屋内で 衣装ケースやコンテナボックスを用いた方法が一番安全です。 どうしても状態が整わない場合は、是非やってみてください。 >とこまだしよさんのコメントは、・・・ とんでもございません。実はうすっぺらな知識しかないのです。 そんな事を言われても、なーーーにも出ませんので悪しからず。(笑) 直ぐ、木には登るほうですが・・・・。 |
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