爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200402-64
ちょっと話が変わりますが「亀が鳴く」とカエル。 |
投稿日 2004年2月23日(月)12時23分 GO
>「亀が鳴く」 俳句では(想像上の)春の季語になっています。 俳句の世界では「鳴かない」と知った上で、この語を用いた 俳句がたくさんあります。ひょっとしたら、昔、観察力のある 俳人が同じような経験をしたのかもしれませんね。 にぎやかに 亀も田螺も 鳴きくれよ (後藤綾子1913-94) 亀鳴くは 己の拙(せつ)を 泣くごとし(石原八束1919-) >カエル 大食漢のくせに、表情や態度じゃわかりにくいので、 私にとっては本当に扱いづらい連中です。 アマガエルの時は冬季に土が乾燥してしまって冬眠失敗のミイラ化。 アカガエルはこの冬、部屋の中のガラス温室に入れておいたんですが、 いつまでも食べ続けた連中が次々と死んでしまいました。 同じ環境でも全く食べようとしない個体もいて「痩せてるなぁ」と 心配するくらいなんですが、結局そっちが生き続けている。 アズマヒキガエルも12月に拾って、玄関にプラケ置きっぱなしだけど そちらもシッカリと生き続けています。そろそろ活動開始じゃないかと 思うのですが、なかなか手放しがたいな。でも、毒が強いらしいので、 他の生き物と隔離しないとまずいかなと、思案のしどころです。 日本のカエルならば冬場は餌を心配するより、しっかり休ませた方が 結局は良いみたいですね。 ところで、日本ではカエルは全てカエルですけど、 英語では Frog が湿った滑らかな皮膚のカエル(アマガエルのような)、 Toad が乾いたイボイボの皮膚のカエル(ヒキガエルのような)なんですって。 これに関しては英国の方が観察が細かかったということでしょうかね。 |
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