爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200503-53
reみもさん |
投稿日 2005年3月12日(土)23時52分 投稿者 はたの
難しい問題だと思います。というのは、対動物でなく対人間であり、社長氏とみもさんの関係性が部外者には見えないからです。 カメレオンの状態がわからないことも一層ややこしくしています。 みもさんの書き込みをそのまま受け取ると、よほど腕利きでもリカバリーさせられない、死を待つのみ、と読めます。もともとカメレオンというのは、傾向として生き急ぐ感があり、一旦調子を崩すとかなりキビシイのです。 が、他方、時間や状況によっては、健康でも暗色をしている場合もあります。手足はヒトの感覚からすると、健康でも枯れ枝のようと表現され得ます。大型の健康個体なら1日程度の絶食は特に問題にもなりません。水も、たまり水がなくても、みもさんが見ておられないときに霧吹きで供給されていてOK、なのかもしれないわけです。温度にしても、とにかく暖めればいいというものではありませんで、高地原産種では日本の夏には冷やしたいぐらい、冬でも、たとえばビル全体が暖房されていればそれ以上の加温は要らないということもあります。 書き込みだけからは断じるのは困難なのです。 飼育法がたしかに不適切なケースでも、警察や司法を動かすのは相当に難しいこと考えられます。 第一に、みもさんと社長氏の関係を壊す可能性が高い割にはカメレオンは救命できないであろうからです。 第二に、法律上問題となるケースでも、爬虫類に対しては警察や司法は敏感ではないからです。もし敏感だったとすれば、夏にホームセンターなどで膨大な数の仔ガメが不適切に展示され販売されることもないでしょう。仔ガメが懸賞の景品とされたときには批判が出て問題になりましたが、そうした例は極めて稀なわけです。 カメレオンの飼育書を飼われて、誰が置いたかわからないように社長氏の机に置いておくとか、社員であるとは名乗り、か社員の誰なのかはわからないような手段で社長氏が購入しているペットショプによりよい飼育設備(端的にいえば手間をかけずともカメレオンにとって好適な環境を維持できるように半自動化された一式)を売り込んでもらうように頼むとかといったような、間接的な手段しかないように思います。 さもなくば、その4匹が死んだ後、同じように犠牲になる個体が出ないように、別の趣味に誘導するか・・・ むろん、みもさんが、職を賭して、というお覚悟がおありなのでしたら、法律と、カメレオンの適切な飼育法と体調の見方を学ばれて告発する、ということも可能性としてはありますが・・・ |
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