爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200603-83
re:re: またまたニュースで。 |
投稿日 2006年3月13日(月)21時19分 投稿者 はたの
リスク管理学的観点からすれば、「飼育しているカメからのサルモネラ感染による健康被害」はほとんど無視してよいレベルでしょう。 「工事中のビルから鉄骨が落ちてきて」とか「ツングース級の隕石が大都市圏に落ちてきて」とかと同等以下と考えられます。 BSE対策なんかもそうですが、「安心」が欲しいがたろめに、「安全」のレベルを無視して無駄にコストを書けている典型みたいなもんです。 ここの掲示板に限らず、生き物好きの多くが幼時のカメをいじった経験があるはずで、手なんか洗いもしなかったはずで(池の水では洗ったかもしれませんが)、だからといって、そうした遺伝的傾向が途絶えるほどの死亡率にはなってませんね。 手を洗うのが悪いとは言いませんが、まあ、あんまり意味はありません。 本当にシリアスに微生物の移行を食い止めるための手洗いは相当な手間です。洗った後に拭うための滅菌済みの布なんかも必要です。日常的にいう「手を洗う」は、気休めなんです。注射の前にアルコール綿で対象部位を拭くのが気休めなのと同様に。 サルモネラ菌はどこにでもいます。 それで発症するかどうかは運次第。 そして古来、運以外何も悪くないのに不幸な目に遭う人というのはいるものなのです。 サルモネラ感染に気を遣うぐらいでしたら、同じ程度の気遣いで、より「平均余命」が長くできる気遣いというが他にいくらでもあることでしょう。 |
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