爬虫類・両棲類・カメ掲示板過去発言No.2000-200606-49
re名前の話はなかなか一筋縄では。 |
投稿日 2006年5月18日(木)22時43分 投稿者 はたの
民俗学、あるいは文化人類学的アプローチだと、野生動物に関する口伝(というほどかしこまったものでなく、その地方での常識)は虚実織り交ぜなかなかに豊富なのが、文献史学的アプローチだとなんというか、昔の日本人の野生動物に関する知見がすごくプアに思えてきてしまいます。 ヒバカリもそうですし、あるいは、「ももんがあ」とか。高地に住む今で言うモモンガはともかく、「ももんがあ」のモデルとなったであろうムササビは江戸市中にもいたはずで、生体死体問わず実地に触れる機会もあったはずなのに、観念的なとらえ方が強いような。 細密画のすばらしさと比べてもギャップを感じます。 江戸期に薬種屋の下で働いていたヘビの取り子に対しての、近代西洋生物学の汚染以前の明治初期ぐらいの聞き取り調査の記録、とかあって、どう呼んでいたのか、どう認識していたのか、なんかが判るとおもしろいんですが。
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