馬・ロバ・ポニー掲示板過去発言No.2200-200212-95
馬の生き方 |
投稿日 2002年7月23日(火)13時45分 sutemaru
前にも年齢的な問題と書きましたが、乗馬馬は10歳を過ぎてからが経験も生 かせるようになり、自らも意欲が湧いて来て15〜6歳でも絶好調です。 その為に、競馬馬では出て来ない年齢との戦いが出て来ます。 種付けに回される競馬馬はわずかでしかありませんから、それ以外で生きてい く道は乗馬か何処かの公園等の施設でしょう。 後は肉です。 競馬場の誘導馬も数が限られていますよね。 20歳過ぎても馬場馬など綺麗な演技が出来るものです。 競馬馬の仕事の寿命は短い、ですからその後を何とか生かす方法を考えている のですね。 元気な内は何とかなる障害でも、年を取ってくると自らの重さや、環境に付い ていけなくなって来ます。 それらも乗馬馬の命に関わって来るのですよね。 競馬馬では見た事の無いような障害を持つ馬が年齢が加算するに連れどんどん 増えていきます。 老衰で死んでいく馬の最後が看取れるのです。 30歳を過ぎれば功労馬になれたのですが、今はどうですか? ですから、設備が欲しいのです。 若い元気な内は何とかなるものでも、年をとった時に対応出来る設備が無くて 、どうしてあの大きな動物を助けられましょう。 もっと競馬場や動物園も医療設備を皆さんに利用出来るよう、門戸を開いて欲 しいですね。 そうすれば日本中に病院が増えるでは無いですか。 競馬馬は乗馬に直すには時間がかかります。 それでも優秀な馬はかなりいます。色々な意味で優秀さを生かせるよう、大人 しければ大人しい事を、早ければ早い事を、競馬馬時代には走る事だけが判断 とされて来た馬の個性が生きる将来がた〜〜〜〜〜くさんある事を、それを見 て、知って、生かせる道を見付けてあげて欲しいです。 |
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